トレンダーズはこのほど、25~40歳の既婚女性250名を対象に実施した、「結婚祝いのギフト調査」の結果を運営するギフトマッチングサービス「Anny」で発表した。調査期間は6月8日~14日。

結婚祝いに「食器」をもらって困った人、36.4%

「贈った経験のあるギフト・貰って困ったギフト」

調査ではまず、結婚祝いとして"贈ったことのあるギフト"について質問したところ、1位となった「キッチン・調理器具(家電)」(43.6%)をはじめ、2位「食器」(40.4%)、3位「タオル・寝具」(30.4%)、4位「ギフトカタログ」(27.6%)、5位「インテリア雑貨」(27.2%)が上位を占めた。

"もらって一番困ったギフト"についても聞いたところ、贈答経験で2位となった「食器」(36.4%)が最も多い結果に。その理由として、「部屋の雰囲気と合わない」や「趣味が合わない上に置き場に困る」といった意見が多数寄せられた。また、2位には「インテリア雑貨」(14.4%)が続いたことから、人の好みやセンスが大きく反映されるギフトについては、「贈り手」と「もらい手」のギャップが際立ってしまうことが浮き彫りとなった。

うれしいギフトは「欲しくても自分では買わないもの」

「結婚祝いに貰って嬉しいと思うギフトの要素」

次に、結婚祝いにもらってうれしいと思うギフトの要素について調べたところ、欲しいとは思っていても「自分では購入しないもの(80.4%)」や、「日常生活で使える実用的なもの(74.8%)」と、上位2つに回答が集中した。さらに、具体的なアイテム名について調べると、「ルクルーゼ」や「ストウブ」、「シャトルシェフ」といった今流行の調理器具をはじめ、「レイコップのふとんクリーナー」や「デロンギのコーヒーメーカー」など、新婚生活を快適にスタートできるようなアイテムが「贈り手」と「もらい手」の思いが一致するギフトとして人気であることが伺えた。そのほか、「ヘリコプターの夜間飛行ギフト券」など、非日常的な経験ができる体験型ギフトもうれしいギフトとして挙げられた。

女性76.8%が「"名入れギフト"はうれしくない」と回答

最後に、パートナーと自分の名前が入った「名入れ」ギフトを結婚祝いにもらったらうれしいか尋ねたところ、なんと約8割(76.8%)の人が「うれしくない」と回答した。贈り手の祝福の思いを伝えるため、既製品ではなく、新郎新婦の名前を刻んだアレンジアイテムとして贈られることのあるギフトだが、もらい手にとっては喜ばしくないギフトであることが明らかとなった。