シタシオンジャパンはこのほど、20代~40代の女性511名を対象に実施した「夏のファッション」に関する意識調査の結果を発表した。調査期間は5月29日~6月1日。

夏は、着たいと思った服を着られない季節

「夏に着たいと思った服を着られない、と思う理由」

季節によって「着たいと思った服を着られない」と感じることがあるかを聞いたところ、「夏」に関しては4割近くの女性が「ある」と回答。特に有識女性の割合が多かった。

なぜ、夏にそう感じるのか。理由を探ったところ、全体的に、「脚や二の腕が露わになりやすい季節」であることを挙げる女性が多かった。また、有識者は、「下着が透けやすい(72.0%)」や「下着によるハミ肉が目立ちやすい季節だから(67.7%)」と回答した人が無職者よりも多く、薄着だからこそ目立ちやすい"下着による弊害"が背景にあることが明らかに。調査では「働く女性ほど他人からの目線を気にする機会が多いため、より、着たいと思う服が着られない、といったストレスを抱えやすいと考えられます」と分析している。

インナーやアウターで気になる部分をカバー

「夏に、他人の視線を考慮した服や下着の対策として行っていること」

続いて、「夏に、他人の視線を考慮した服や下着の対策として行っていること」を教えてもらったところ、1位には「下着の透けが軽減される色のインナーもしくは、アウターを着用する(83.9%)」が挙がり、多くの女性が下着に対する対策を行っていることが判明。そのほか、「気になる部位が目立たないアウターを着用する(74.9%)」「見えても問題なさそうなストラップの下着を着用する(55.3%)」といった対策をとっている人も目立った。

「他人の視線を考慮した服や下着の対策」をわずらわしいと感じる季節」

続いて、季節によって「他人の視線を考慮した服や下着の対策」をわずらわしいと感じることがあるか尋ねたところ、「夏(67.9%)」が断トツ1位に。薄着による下着の透けやハミ肉に対して、男性以上に女性同士の目が厳しくなる季節であり、対策を講じることにストレスを感じる女性が増える季節と言える結果となった。

夏に着たいカラーは「ホワイト」

「夏に着たいカラー」

最後に、夏に着たいカラーについて調べた結果、今夏注目カラーとなっている「ホワイト(43.6%)」が1位となり、そのほか「イエロー(30.7%)」「ブルー(27.4%)」「ピンク(26.4%)」といったカラーが上位を占めた。