KADOKAWAと埼玉県所沢市はこのほど、所沢市内に複合施設を建設してクールジャパンと呼ばれる文化を発信するプロジェクト「COOL JAPAN FOREST構想」を発表した。

同プロジェクトでは、所沢市の旧所沢浄化センター跡地(面積:3万7,382.42平方メートル)に、製造・物流拠点と図書館・美術館・博物館を融合した複合施設を建設。「クールジャパンの総本山とも言える文化コンプレックスと街づくりの実現」を目指すという。

文化コンプレックス イメージパース(出典:KADOKAWA Webサイト)

これに伴い、企画準備会社「ところざわサクラタウン」を7月1日に設立。KADOKAWAが100%出資し、代表取締役社長には松原眞樹KADOKAWA代表取締役社長が就任する。資本金は1,000万円。

両者は今後、「COOL JAPAN FOREST構想」の実現に向けた検討・協議の枠組みとして、推進会議「TEAM START」(S:サクラ、T:タウン、ART:アート)を発足。「TEAM START」では、所沢市とKADOKAWA が中心となり検討を進めていくものの、検討の具体化に際してはアドバイザリーボードや所沢市民と協働して、魅力的な地域のあり方を検討する機会を設ける予定としている。