ジメジメしてきて気温も上がってくると、気になるのがニオイ。家の中には、台所や下駄箱など、嫌な臭いの元があちこちにあります。そこで、重曹を使ってイヤな臭いを撃退する方法を探ってみました。これでニオイを解消できれば、消臭剤が不要になるので節約にもつながりますね。

方法1: ふりかける

玄関マットや室内のカーペットなどニオイが気になるときは、気になる場所にそのままうっすらとふりかけます。少し時間をおいてから掃除機をかければ、重曹がニオイを吸い取ってくれます。

重曹でニオイを解消するための三種の神器? フタのない器、霧吹き、紙パック

筆者は、自宅の玄関マットに重曹をふりかけて一晩おき、掃除機をかけてみました。ニオイがすっきりした……気がします。

玄関マットに重曹をふりかけて一晩おき、掃除機をかけてみました

方法2: 置く

重曹をフタのない器に入れ、冷蔵庫や流しの下、下駄箱、クローゼット、押し入れの隅にそっと置いておくだけで嫌なニオイがすっきりします。概ね2~3カ月が交換サイクルの目安になるようですが、使い終わった重曹は洗濯に使うこともできます。

また重曹を、茶葉などを入れる紙パックに入れたり、ストッキングや子どもの靴下などに入れて口をきゅっと結んだりしておけば、こぼれる心配もありません。靴に入れてもいいですね。重曹には殺菌作用・除湿効果もあるので、靴の中をさわやかに保ってくれて、ニオイも取ってくれるので、一石二鳥です。

靴の中に紙パックにいれた重曹を入れると、ニオイも湿気もスッキリです

方法3: 吹きかける

重曹の水溶液を作り、カーテンや部屋干ししてある洗濯などに吹きかけます (カビが生える原因にもなるので、吹きかけすぎには注意しましょう)。殺菌作用がありますので、汗のニオイも抑えてくれます。たくさん汗をかく季節になると活躍しそうですね。

重曹の水溶液はニオイ消しにもなります

なお、素材によっては色落ちするものがありますので、対象となる素材に懸念がある場合は、重曹の使用を避けてくださいね。

執筆:Yuu
二児の母。楽しいことが大好き。座右の銘は「思い立ったが吉日」。何事もやりたいと思った時が物事を始めるべき時だと思っています。それがいくつであっても、どこであっても「やってやるぞー!」と思いながら、日々なんでも楽しみながら暮らしています。

本稿の内容を実行したことによる損害や障害などのトラブルについて、執筆者および編集部は責任を負うことができません。記載内容を行う場合は、その有効性、安全性など十分に考慮いただくようお願い致します。記載内容は記事掲載日時点の法令や情報に基づいたものです。また紹介されている商品やサービスは、すでに提供が終了していることもあるほか、入手先など記事に掲載されている情報のみとなり、お問い合わせに応じることができません。記載内容を参考にしていただき、ご自身の暮らしにお役立ていただけますと幸いです。