ECCは21日、「英語力」に関する調査結果を発表した。調査期間は、8日~10日。対象は20~60代の男女2,000名。
42.4%が「英語力」に焦りを感じる
自分の英語力に焦りを感じているかを質問したところ、57.6%が「いいえ」、42.4%が「はい」という結果となった。同社によると「特に20~30代の女性の半数以上が英語力に焦りを感じていた」という。
訪日外国人との間で困ったシチュエーションを聞いたところ、77.7%が「ある」、22.3%が「ない」と回答した。内訳をみると、1位は「道を聞かれた時」(46.5%)だった。続く2位は「接客業での商品・サービス説明」(25.2%)、3位は「電車の乗り換え」(18.0%)となった。
また、職場で英語にどれくらい困ったことがあるかを質問したところ、50.2%が「いま現在困っている」と答えた。内訳をみると、1位は「海外現地スタッフ・取引先とのコミュニケーション」(15.7%)。続いて2位は「職場に外国人がいる」(8.8%)、3位は「英語ができないと昇進できない」(6.3%)となった。
9割以上が英会話を習うことを躊躇した経験あり
英会話を習おうとして躊躇したことがあるかを聞いたところ、92.3%が「ある」、7.7%が「ない」と答えた。理由をみると、トップは「費用」(65.9%)。以降、「継続できる自信がない」(51.3%)、「通うのが面倒」(48.7%)と続いた。
また、オンライン英会話で不安に感じていることを質問すると、87.6%が「不安に感じている」と回答した。理由をみると、最多は「費用」(61.0%)。続いて「受講内容のクオリティ」(45.8%)、「運営企業の信頼性」(37.0%)が上位を占めた。