JR東日本長野支社は22日、夏の期間(7月1日から9月30日まで)に運転される臨時列車の概要を発表した。横須賀色・湘南色の115系による臨時の快速列車や、E351系を使用する快速「大糸線100周年号」などが運転される。
115系を使用する快速「懐かしの115系諏訪号」「懐かしの115系天竜号」はともに7月25日の運転。「懐かしの115系諏訪号」の運転時刻は長野駅8時4分発・上諏訪駅10時46分着で、途中の篠ノ井駅・明科駅・松本駅・塩尻駅・辰野駅・岡谷駅・下諏訪駅に停車する。横須賀色の115系6両編成(全車自由席)に、通常は営業運転を行わないクモユニ143系(車両基地内で車両の入換作業などに使用)1両を連結しての運転となる。
「懐かしの115系天竜号」は、臨時列車などに使用される湘南色の115系3両編成(全車自由席)で運転。松本駅を9時17分に発車し、上諏訪駅に10時8分に到着する。途中、塩尻駅・岡谷駅・下諏訪駅に停車する。
大糸線は今年、北松本~信濃松川間で開業100周年を迎える。これを記念し、9月26・27日に松本~信濃松川間で快速「大糸線100周年号」を運転。運転時刻は下りが松本駅11時25分発・信濃松川駅12時11分着、上りが信濃松川駅14時35分発・松本駅15時19分着。途中、豊科駅・穂高駅に停車する。特急「スーパーあずさ」などで活躍してきたE351系を使用し、特別に4両編成(全車指定席)で運転されるという。
大糸線では7~9月の週末や夏休み期間を中心に、HB-E300系2両編成の快速「リゾートビューふるさと」(長野~南小谷間)も運転。同じくHB-E300系を使用する快速「リゾートビュー八ヶ岳」(松本~中込間、小海線経由で7月18~20日運転)・「ナイトビュー姨捨」(長野~姨捨間、7月24・25・31日、8月1・21・22・28・29日、9月4・5・11・12日運転)も設定される。長野~十日町間で今年4月にデビューした快速「おいこっと」は、7月以降も週末や連休を中心に同区間で運転される。