Hotels.comはこのほど、ゴールデンウィーク(以下、GW)旅行に関するアンケート調査の第2弾を発表した。それによると、円安の進行が海外旅行の小遣い額に影響したと答えた人は7割超に上った。
同社は、首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)在住でGWに旅行を予定している20代~60代の個人1,030人を対象にアンケート調査を実施。第2弾では、日程や予算をはじめ、旅行先などについて国内・海外旅行を問わず質問した。
GWに海外旅行を計画している人に、円安の進行により影響を受けていることを尋ねたところ、旅先での小遣い額に「大いに影響した」「多少は影響をした」と回答した人は合わせて71.2%。また、円安が影響を与えている主な内容として、66.2%が「ホテル費用(ホテルグレード・部屋タイプ)」と答え、滞在先での出費に大きな影響を与えていることがわかった。
GWの旅行費用(国内外問わず)の捻出方法を聞くと、「特に旅行費用として貯めていない」が40.2%で最多。以下、「毎月、旅行費用として貯金をしている」が19.9%、「ボーナスを旅費に充てる」が15.5%と続き、GWの旅行を目的とした貯蓄をする人は少数派となった。
クレジットカードのポイントサービスやエアラインなどのマイレージサービスを、GWの旅行に「利用していない」人は52.3%。一方、会社の福利厚生を利用したり、自治体からの補助を活用したりするなど、賢く旅行をしている人もいた。