AOKIは25日、吸熱、遮熱、接触冷感機能で暑さを防ぐ「ウルトラクールスーツ」を発売する。
樹脂が温度に反応する
コンセプトは「夏でも涼しいスーツ」。信州大学繊維学部・先進繊維工学課程との産学協同研究により誕生した。
同製品の特徴は、繊維表面に付着したマイクロカプセル。太陽光などで衣服温度が40度以上になると、ゲル状から液状へ「吸熱」しながら変化。衣服内温度の上昇を抑える。一方、衣服温度が40度以下になると、「発熱」しながら固体へ変わる。暑い屋外から冷房の効いた屋内に入っても急に冷えることがないので、体への負担を和らげる効果がある。
信州大学の実験によると、衣服内の繊維温度を最大で約8度抑制することが実証されている。
スタイルは「2つボタン2ピース」「3つボタン2ピース」「2つボタン2パンツ」の3パターン。色は紺、グレー、黒。価格は4万8,000円~6万8,000円(税別)。全国の店舗およびオンラインショップで発売予定。