JR九州鹿児島ターミナルビルはこのほど、鹿児島中央駅直結の駅ビル「アミュプラザ鹿児島」の2014年度の売上高と入館者数について、5年連続で前年度を超えたと発表した。
今回の発表によれば、2014年度の全館売上高は約246億円で、前年度より6.0%、額にして14億円増加。入館者数は前年度より15.9%(約215万人)増の約1,563万人を記録した。開業10周年にあたって9月に実施したプレミアム館のオープンと本館リニューアルが奏功したという。この大規模リニューアルでは、新規出店60店舗を含む128店舗の入替え・移転・改装を実施。増床改装は繊研新聞社主催「第17回ディベロッパー大賞」のイノベート賞を受賞したほか、増床改装プロモーションは「第40回鹿児島広告協会賞」の2部門で賞を取るなど、各方面から注目と反響を集めた。
年間を通じたイベントや各種企画にも積極的に取り組み、光ファイバーを使用した九州初のイルミネーション、ウルトラの母と怪獣たちを起用した広告展開、話題のミュージシャンやモデルによるライブやトークショーなどを実施した。Facebookでの情報発信にも力を入れ、「アミュプラザ鹿児島」公式Facebookの「いいね!」数は鹿児島県内のFacebookページ内で1位(「fbrank.main.jp」調べ)を獲得。商業施設の公式Facebookの中でも、九州で1位、全国でも9位(鹿児島ターミナルビル調べ)と支持を集めている。
鹿児島ターミナルビルは2015年度のアミュプラザ鹿児島について、「増床改装効果のさらなる拡大をめざし、鹿児島の皆様に楽しんでいただけるイベントや企画を実施して参ります」とコメント。ウェブによる情報発信にも引き続き積極的に取り組んでいくとしている。