JR北海道は8日、同社が保有するホテル「ロワジールホテル旭川」「クロフォード・イン大沼」の土地建物を売却すると発表した。

増す北海道提供による「ロワジールホテル旭川」(左)と「クロフォード・イン大沼」

売却の理由について同社は、「『安全の再生』および『北海道新幹線開業』の2つに経営資源を集中させること、資金確保が必要であること等から、このたびの判断に至りました」と説明。2物件の売却で計10億円超の資金確保を図りたいとしている。

なお、「ロワジールホテル旭川」については売却先がすでに決まり、従業員も引き継がれるとのこと。「クロフォード・イン大沼」はこれから売却先を探す段階だが、今年度中の売却をめざすとしている。