「まとまった休みが取れたらゆっくり温泉旅行にでも行きたいけど、最近仕事が忙しくって……」。そんな人におすすめなのが、最寄り駅(=みなとみらい駅/神奈川県横浜市)から徒歩5分という好立地で本物の温泉の湯を楽しめる「熱海・湯河原温泉 万葉倶楽部」。こちらの施設で使用されている湯は、なんと熱海・湯河原温泉から毎日タンクローリーで運ばれてきているのだ。
全6フロアに湯・食・泊を完備
食事処や休憩所、そして宿泊利用者のための客室まで完備した同施設は、全6フロアからなる。バラエティー豊かな湯殿(ゆどの)を備えた7階には、大浴場と露天風呂の他、ひのき風呂、石風呂(女性用のみ)、寝湯までそろう。
さらにサウナも種類豊富。身体に負担をかけることなく楽しめる「低温ドライサウナ」、デトックスやダイエットにもいい「塩サウナ」、アロマ効果も期待できる「ハーブスチームサウナ」「ハーブサウナ」など、魅力的なサウナぞろいで、美容マニアならずとも全部試して美肌磨きにいそしみたくなるところ。
これら全てのお風呂を入館料2,500円(小学生=1,400円、幼児=940円。12歳以上は別途入湯税100円が必要)で堪能できるとなれば、できれば一日中ここで楽しむゆとりをもって心と身体をほぐしたいところ。
観覧車を眺めながら足浴も
さらに最上階9階には、みなとみらいを一望できる「展望足湯庭園」まで設置。目の前には、遊園地「よこはまコスモワールド」の大観覧車とジェットコースターがそびえ、まるでファンタジーの世界にいるよう。一般的な温泉宿ではまず味わえない、夢見心地な気分に浸ることができるのだ。
入浴前後には、4階に配された4タイプの岩盤浴室でたっぷりと汗をかくのもおすすめ。美肌効果に重きを置いた「朱」、石の持つ効果を最大限に引き出した「玄」、リラックス効果の高い「碧」、発汗とデトックスに長(た)けた「橙」の岩盤浴室を用意。これらは960円で全部利用可能だが、会員になると670円で利用できるので、体質改善や肌磨きに励みたいなら会員になってみるのも手だろう。
食事処は24時間営業なので、ランチをいただいた後に「温泉+岩盤浴」を数時間かけて満喫して、その後、軽く飲んで帰るなんて休日の過ごし方もあり!「オリジナルのぜいたくな和食御膳から、オニオンスライスやニラ玉などのおつまみまでいろいろそろっているので、昼も夜もお楽しみいただけますよ」とスタッフさんも太鼓判を押す。
できればじっくり一日を過ごしていただきたいが、ここは都市型スーパー銭湯。仕事帰りに訪れるもよし、買い物や観光とともに楽しむのもよしである。都内からも気軽にアクセスできる熱海・湯河原温泉を自分のスタイルで満喫していただきたい。
※記事中の情報は2015年2月取材時のもの。価格は税別