オリコンはこのほど、「ハウスメーカー(注文住宅)」、「住宅設備ショールーム」の顧客満足度ランキングを発表した。
調査対象は全国の25歳以上の男女で、過去10年以内に新築した注文戸建住宅に在住であり、かつハウスメーカー/工務店(個人経営除く)の選定に関与した人。「住宅設備ショールーム」部門は、過去5年以内に住宅設備を取り扱っているショールームに相談に行ったことがある人。いずれも、2014年12月5日から8日にかけて調査し、5,000サンプルを得た。
ユーザーは"家選びからアフターケアまで"を重視
総合第1位は、満足度76.57点の輸入住宅メーカー「スウェーデンハウス」となった。「項目別ランキング」を見ると、全15項目中12項目でベスト3入りを果たした。住宅そのものや住宅の選びやすさに加え、スタッフのマンパワー、さらに、アフターケアの充実度と、家選びの第一歩からアフターケアに至るまで高得点を獲得した。
「項目別ランキング」上位3社の「スウェーデンハウス」、「旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)」、「積水ハウス」は、家選びからアフターケアに至るまでの一連の項目でいずれも高満足度を獲得。「金額の妥当性」に次いで高い関心が寄せられ、トータル的な満足度が総合ランキングに反映されたとしている。
決め手はコストパフォーマンスと立地
「住宅設備ショールーム」の総合第1位は「タカラスタンダード」となった。「項目別ランキング」では、ユーザーが最も重視する「商品の品質の良さ」で1位、「価格の妥当性」で2位と、どちらも高満足度を獲得。コストパフォーマンスの良さがユーザーに評価された。なお、2位「TOTO」、3位「パナソニック」、4位「東京ガス」を含め、上位4社は僅差だった。
また、「項目別ランキング」から、「ショールームの立地の良さ」が、「商品の品質の良さ」などとともに総合順位に大きく影響していることがわかった。