世界初のブルートゥース経由でスマホと連携する電動歯ブラシとして、ドイツの家電メーカー・ブラウン(P&G)が2014年10月に発売した「ブラウン オーラルB プラチナ・ブラック7000」。現在、同製品の実力を、ロボットアームを使用して実証する実験動画が公開されている。

同製品では、ドイツのエンジニアリング技術に基づく、ブランド史上最高峰の技術を凝縮し、歯科クリーニング器具と同じ丸型回転を採用。さらに、特許技術によりブラシ先を16度傾斜して作られた“マルチアクションブラシ”を使用することで、手磨きに比べて歯ぐきのキワの歯垢除去力が最大99.8%向上したという。

「Oral-B 歯垢除去検証プロジェクト」と題された同動画は、ブラウンの研究施設を舞台に、アプリと連動したロボットアームがブルートゥース通信で送られるデータに従いながら、マルチアクションブラシを使用して模型の歯を磨くというものだ。歯垢に模した蛍光塗料を、丸型ブラシが1分間で左右約8,800回・上下約40,000回という超高速運動で磨くことで、その優れた歯垢除去力の性能を実証する内容となっている。

今回の実証動画の撮影にあたっては、高性能のロボットアームと特殊なロボットハンドを使い、アプリからの指示によりブルートゥースを通じて歯磨きを行うプログラムが開発されたとのこと。アプリからの指示によりロボットアームを自動的に制御するという高度な技能を行うプログラムの開発には長期間を要し、撮影直前にようやく完成したそうだ。

同製品のハイテク技術を実証するために、さらに高度な技術を駆使して撮影に挑んだという動画は、現在、同ブランドの公式サイトで視聴が可能だ。