恋人として彼との関係が深まってくると、自然と振る舞う機会が訪れる手料理。ですが、せっかく愛情を込めて作っても、男性に喜ばれないメニューもあります。初めて彼に手料理を振る舞う機会を控えている女性は、参考にしてみてください。

■シチュー

誰でも簡単においしく作ることができる定番ではありますが、微妙です。なぜなら大半の男性は、恋人が作る初手料理に対して、白飯に合うおかずを作ってくれることを期待しているからです。

シチューと白飯が合うか合わないかと考えるのは、食育環境により異なります。パンが大好き! という男性であれば喜ばれる可能性が高いメニューですが、同じ材料を使うのであれば、カレーのほうが無難です。

■精進料理のようにおかずの品数が多すぎる

普段、外食ばかりしている男性が恋人である場合、女性は恋人の健康を考えて初手料理はつい、力を入れやすくなります。ですが、男性は精進料理のようにおかずの品数が多すぎると、どれにお箸をつけていいのか迷ってしまいます。

これは、ランチタイムを見れば把握できます。女性がランチで外食をする場合、おかずの品数が多いお店に惹かれますよね。ですが、男性が1人でランチをするお店は、牛丼屋やラーメン屋、品数が多いと言ってもメイン+サラダ+お新香+お味噌汁+ご飯程度の定食屋がメインです。

この傾向を踏まえるのであれば、メインディッシュ+おかず2品程度が妥当かもしれません。

■彼が普段食べ慣れていないメニュー

だからこそ作ってあげたいと考える女性も多いですが、多くの男性は先述したシチューを除き、初手料理には定番で満足してくれるものです。カレー、オムライス、肉じゃが、ハンバーグ、生姜焼き等、最初は定番でいいのです。子供が好むメニューではありますが、多くの男性はそのメニューで喜んでくれます。彼が食べ慣れているメニューは一緒に食事をすれば必然的にわかるので、最初はそれをヒントにして作れば失敗しません。

美容面を気にする女性は積極的に野菜を摂取する傾向がありますが、初回でそういったメニューを出すと、「結婚してもこの食生活が続くのかな」と彼が予想してしまいます。野菜多めのメニューを作りたいなら、何度かお家デートをしてからであれば、彼も「自分の健康を気遣ってくれているんだ」と受け取ってくれます。

他にも、彼自身が自炊をする場合は彼が簡単に作るメニューは避けたほうがいいという条件もあります。でも本当は、作っただけで喜んでくれる彼が最高! ですよね……。

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著者プロフィール

内埜さくら(うちの さくら)
恋愛コラムニスト。2,000人以上の人物取材の経験で磨かれた、鋭い洞察力が武器。著書は『恋がガンガンうまくいく魔法のフレーズ80』(講談社)。無料のメール恋愛相談は年間200人以上の男女が利用、リピーターも多い。相談を休止中の場合もあるので詳細はブログまで。恋愛コメンテーターとして『ZIP!』(日本テレビ)、『スッキリ!!』(日本テレビ)、『ばらいろダンディ』(MX-TV)などのテレビやラジオ、雑誌にも多数出演。