日本バナナ輸入組合はこのほど、花粉症に関する調査結果を発表した。同調査は11月11日~14日、全国の20歳~49歳までの花粉症に悩んでいる女性500名を対象に、インターネットで実施したもの。

「自分の花粉症の症状はどの程度だと自覚していますか」

「花粉症の自覚症状がどの程度か」を聞くと、最多は「中度」で54.2%を占めた。また「重度」の悩みを抱えている人の9.0%と合わせると、6割以上の人は毎年の花粉症対策に手が抜けないことがうかがえる。

「花粉症でもっともつらいことはなんですか」

「花粉症でもっともつらいこと」を聞いたところ、最多は「鼻水が垂れる」で52.8%。続いて、「くしゃみ・かゆみで眠れない」(18.2%)「ものごとに集中できない」(16.0%)があがった。

「花粉症はあなたの仕事の効率・成果・内容に影響を及ぼしていますか」

「花粉症はあなたの仕事の効率・成果・内容に影響を及ぼしているか」を聞いたところ、「とても影響している」「影響している」「少し影響している」と回答した人の合計は80.0%を超えた。ほとんどの人にとって、花粉症が仕事に影響を及ぼしていることがわかった。

「花粉症対策で行っていることはなんですか」

花粉症対策で行っていることを質問したところ、最多は「マスクをする」で81.4%を占めた。続いて「薬を服用する」(59.4%)「うがいをする」(34.8%)「点鼻薬を注す」(31.8%)が上位にあがった。

「花粉症対策は毎年、自覚症状が出るどのくらい前からしていますか」

「花粉症対策は毎年、自覚症状が出るどのくらい前からしているか」を聞いたところ、最多は「自覚症状が出てから」で62.2%だった。このことから、花粉症の症状に苦しんでいる人が多いものの、多くの人が日頃からの予防は行っていない実態が明らかとなった。

「普段、花粉症に効く食べ物を意識して食べていますか」

「普段、花粉症に効く食べ物を意識して食べているか」を聞いたところ、意識して食べている人は18.8%にとどまった。

「どの食べ物を食べていますか」

「食事に気を使っている」と回答した人に、「どういったものを花粉症対策として食べているか」を質問したところ、94.7%もの人が「ヨーグルト」と回答。続いて「お茶」(41.5%)「トマト」(21.3%)が続いた。

「花粉症に効く食べ物をを摂取することで改善を実感していますか」

一方で、花粉症対策として食べているものを摂取した結果については、「とくに変化はない」と感じている人が64.9%と半数を超えた。