マイクロアドとカルチュア・コンビニエンス・クラブ(以下、CCC)の100%子会社であるCCCマーケティングは3日、アドプラットフォーム事業において業務提携に合意したと発表した。

2015年1月より、マイクロアドが提供するDSP「MicroAd BLADE」において、CCCおよびCCCマーケティングが保有する実店舗の購買者カテゴリデータを用いた広告配信サービスの提供を開始する。

CCCおよびCCCマーケティングが保有する各種データを「MicroAd BLADE」上で活用することで、従来のWeb行動データだけでは実現できなかったカテゴリを生成して広告配信することが可能になる。また、実店舗の購買から推計した志向性データとWebの行動データを掛け合わせた配信も行えるようになるとともに、広告主や代理店の要望に基づいて新たにカテゴリの生成にも取り組んでいく。

CCCが保有する実店舗の購買データを活用した広告配信を提供

広告主は、訴求したいターゲット層を新たな視点で選定することができ、効率的な広告配信が実現する。例えば、「コーヒーを嗜好している30代ビジネスマン」「自動車を所有または利用している40代男性」「化粧品に興味があり、高価格な商品に関心が高い20代女性」など、ターゲットを選定して配信することができるという。

なお、同取り組みで使用するデータについては、個人情報とは分離して安全な状態に加工・管理しており、他のデータと照合するなど識別性・特定性を高めたり、グループ会社を含む第三者へ提供したりすることはないとしている。

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