マツダはロサンゼルスオートショーにて、新型クロスオーバーSUV「CX-3」のほか、新型「MX-5」(日本名「ロードスター」)や、「Mazda6」(日本名「アテンザ」)と「CX-5」の改良モデルを公開している。
新型「MX-5」は、軽量化と環境・安全性能を高次元で両立する「SKYACTIV技術」と、強い生命感を持つデザインを創造する「魂動(こどう)デザイン」を採用した2人乗り小型オープンスポーツカー。縦置きして専用チューニングを施した1.5リットルまたは2.0リットルの「SKYACTIV-G」ガソリンエンジンを、市場ごとに適切なラインアップで展開するという。北米仕様車では、「SKYACTIV-G 2.0リットル 直噴ガソリンエンジン」を搭載。なお、日本仕様車のエンジンは「SKYACTIV-G 1.5リットル 直噴ガソリンエンジン」とされている。
「Mazda6」「CX-5」改良モデルでは、より洗練されたデザイン表現、上質さと快適性を高めたダイナミック性能、カーコネクティビティシステム「Mazda Connect」や先進安全技術「i-ACTIVSENSE」の採用など、深化・熟成を図った。マツダ車で初めて、夜間走行におけるドライバーの認知支援を強化する新世代ヘッドランプ「アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)」も採用するという。
同社代表取締役社長兼CEO、小飼雅道氏は、「マツダブランドを象徴する『MX-5』、マツダ最新の技術と思想を反映した『Mazda6』『CX-5』改良モデル、そして成長著しいコンパクトSUVセグメントに投入する『CX-3』と、より多くのお客様のニーズに対応するラインアップとしました。今後も新世代商品をさらに進化させ、お客様の人生をより豊かにし、長く続く強い絆を築いていきたい」とコメント。ロサンゼルスオートショーの一般公開は11月30日までとされている。