10月3日、ザ・プリンス パークタワー東京 シティロイヤルスイート(32階)にて、「ワンランク上のプレミアムシリーズ“Sir Thomas LIPTON(サー・トーマス・リプトン)”紅茶体験会」が開催された。
「Sir Thomas LIPTON(サー・トーマス・リプトン)」とは、ユニリーバ・ジャパンが展開する紅茶ブランド「リプトン」の創始者であるトーマス・リプトンの名を冠した新プレミアムシリーズ。同シリーズは、チルドカップ、リーフティー、ティーバッグの3カテゴリーに、それぞれ“ダージリン”と“アールグレイ”の2フレーバーが用意されており、一流のティー・エキスパートたちが厳選した茶葉を使用。特別な紅茶の香りと味わいを楽しむことができるのが特徴だという。同シリーズは、日本ではこれまで高級ホテルやレストランなどに向けて販売されてきた商品だったが、この度家庭用向けに販売が開始された。
10月14日にはチルドカップ商品の「サー・トーマス・リプトン アールグレイミルクティー」が新たに発売されている。同商品は、スリランカの中でも最も標高が高いヌワラエリア地方で作られる“ヌワラエリア茶葉”を100%使用したアールグレイで、柑橘系の果実・ベルガモットの爽やかな柑橘香やミルクのコクが口中に広がる贅沢な味わいを家庭でも手軽に楽しめるという。
同ブランド創始者であるトーマス・リプトンの名を冠した新プレミアムシリーズ「Sir Thomas LIPTON(サー・トーマス・リプトン)」の全ラインアップ |
今回の紅茶体験会は、そんな新商品の発売を記念して行なわれた。開催場所となったザ・プリンス パークタワー東京の一室は、「ワンランク上の紅茶体験を心ゆくまで堪能してほしい」との同社の思いから用意された特別な空間。参加者の一員となった筆者はそこへ通され、さまざまな紅茶を飲み比べることに! 「おいしい紅茶のいれ方の基本」や「紅茶の収穫時期による味の違い」などについての講義も受けることができた。
リプトン マスターブレンダーの江間俊也氏 |
リプトン マスターブレンダーの江間俊也氏は、「茶葉のブレンドの仕方」「紅茶の産地によって変わる味わい」についてなど、専門的な内容を解説してくれた。面白かったのは、同じエリアで採れた茶葉でも、採れた時期が異なると味わいも異なるという話。実際にダージリンを飲み比べてみると、春頃に採れる茶葉、ファーストフラッシュで入れた紅茶は緑茶のような味わいで若々しさを感じ、夏頃に採れるセカンドフラッシュは重厚感のある香りで、飲み応えのある味わいだった。「 茶葉が採れるシーズンの気候の違いによる環境の変化によって生じます。主にこれは茶葉の酸化発酵の違いによるものです。」と江間氏。
また、「おいしい紅茶のいれ方の基本」を教えてくれたのは、同社の紅茶スクール(リプトン ティースクール ギンザ)支配人の岩本道代氏。岩本氏は、おいしいホットティーを入れる“4つのゴールデンルール”として、「くみたての水道水を沸騰させた熱湯を使う」「ポットを温めておく」「茶葉の量はティースプーンで量る」「蓋をして、3分蒸らす」ことを教えてくれた。
“紅茶のための”オリジナルケーキ『アールグレイショコラ」 |
紅茶体験会ではさらに、ザ・プリンス パークタワー東京とリプトンが初コラボレーションした“紅茶のための”オリジナルケーキ『アールグレイショコラ」も提供された。このケーキは、レモンと共に煮出した「Sir Thomas LIPTON」シリーズのアールグレイを使用したチョコレートケーキ。ババロアやガナッシュなど、味わいや食感の異なる6つの層がポイントだ。落葉をイメージしたというトッピングの濃厚なチョコレートも美味しく、紅茶に合う味わい!
ザ・プリンス パークタワー東京1階のロビーラウンジでは、このスペシャルなケーキとドリンクのセット(1750円+サービス料10%)が10月10日(金)~11月30日(日)までの期間限定で販売されるので、この機会に、ゆったりと紅茶&スイーツを楽しんでみてはいかがだろうか。