hana communications(ハナコミュニケーションズ)とオリジナルギフト事業を展開するディースタイルはこのほど、在日外国人向けに日本国内のご当地グルメ取り寄せサービス「Eating Japan」(イーティング・ジャパン)での注文受付を開始した。
法務省によると、2012年までに日本国内に在住する在日外国人の人口は約203万人に達しているという。そこで、東京都内在住の在日外国人を対象に「和食」に関する聞き取り調査を行ったところ、週末のホームパーティーで食べる日本食といえばお寿司などのデリバリーが多く、日本全国に存在する「和食」の魅力が知られていない現実が明らかになった。
このことを受け両社は、より多くの日本国内各地の「ご当地グルメ」に関する情報を提供するとともに、手軽に注文ができて日本全国の「和食」の魅力が楽しめるWebサイト「Eating Japan」を開設した。同サイトでは、食材の紹介をはじめ、注文手続きなど全て英語で提供。さらに問い合わせ等のカスタマーサポート・スタッフも英語で応対する。
また、食材選びをする際の分かりやすさにも配慮して、いまだ食べたことのないご当地の食材を案内する「Local Food」と、外国人がすぐにイメージする"ジャパニーズフード"の定番を紹介する「Traditional Food」の2つのカテゴリーも設定した。今後も在日外国人の「お取り寄せ」ニーズを収集しつつ、全国のご当地グルメを随時ラインアップに加えていくとのこと。