経済産業省 資源エネルギー庁が8日に発表した石油価格調査(6日時点)によると、レギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より0.3円安い166.0円となり、12週連続で値下がりした。

原油価格の下落に伴い、石油元売り会社が卸価格を引き下げたことや、国内の需要が落ち込んでいることが影響した。なお、下げ幅は前週より0.1円縮小した。

都道府県別の動きを見ると、値上がりは1県、横ばいは1県、値下がりは45都道府県。最も高かったのは鹿児島県の173.5円(前週174.4円)で、以下、高知県の172.5円(同161.1円)、長崎県の171.5円(同172.4円)と続いた。このうち高知県は前週比11.4円値上がりし、全国で最大の上げ幅となった。

ハイオク1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より0.3円安い176.8円で、12週連続の値下がり。軽油1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より0.2円安い144.4円で、同じく12週連続の値下がりとなった。

灯油18リットル当たりの店頭価格は前週より3円安い1,923円で、7週連続の値下がりとなった。