南海電鉄と高野山真言宗総本山金剛峯寺は11日~13日、東京都港区のサントリー美術館で11日~12月7日に開かれる「高野山開創1200年記念 高野山の名宝」展にあわせ、世界遺産・高野山を体験できるエクスペリエンス「高野山」in 東京ミッドタウンを開催する。

「阿字観体験」イメージ

写経や瞑想を六本木で体験

同企画は、高野山へのアクセスを担う「南海電鉄」の首都圏における認知度向上と観光誘致を目標としたイベント。写経体験や、真言宗に古くから伝わる瞑想法「阿字観(あじかん)」体験、お経に旋律を付けた仏教音楽の「声明(しょうみょう)」のライブなどを行う。日程とイベント内容は以下の通り。

11日の11時~11時50分は、オープニング"声明"ライブを開催。「高野山の名宝」展のオープンを記念して、お教に旋律をつけて唱える仏教音楽「声明」のライブを行う。ライブ後約10分間、高野山の世界観やアクセスについて紹介する。なお、11日の14時35分~15時5分、19時10分~19時40分、12日の19時~19時30分、13日の17時~17時30分にも声明のライブを行う。

「声明ライブ」イメージ

11日の12時40分~14時、15時35分~16時55分、17時15分~18時35分、13日の11時~12時20分、12時40分~14時、15時~16時20分には「写経体験」を開催。僧侶指導のもと、心身を集中させ、豊かな心を育む写経を体験できるという。写経体験後、約10分間、高野山の世界観やアクセスについて紹介する。参加定員は各回先着45名。参加整理券配布。

12日の13時~14時10分、14時30分~15時40分、16時~17時10分、17時30分~18時40分には「阿字観体験」を開催。真言宗の瞑想法の一つである阿字観を体験後、約10分間、高野山の世界観やアクセスについて紹介する。参加定員は各回先着45名。参加整理券配布。

11日の11時50分~12時10分、14時15分~14時35分、18時50分~19時10分には、高野山のご当地キャラである平成の高野聖「こうやくん」と一緒に写真が撮れるイベントを開催。カメラは持参のこと。

すべて当日の「高野山の名宝」入場券を持っている人のみ参加可能。会場は東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン6Fホール サントリー美術館。「高野山開創1200年記念 高野山の名宝」展は、会期が11日~12月7日。開館時間が10時~18時(金・土は10時~20時)。10月12日、11月2日、11月23日は20 時まで開館。いずれも入館は閉館の30分前まで。火曜休館。入館料は一般当日1,300円(税込)、大学・高校生当日1,000円(税込)、中学生以下無料。なお、11月以降には別のイベントを予定している。