本田技研工業は25日、東京ビックサイトで10月1日~3日の期間に開催される『第41回 国際福祉機器展 H.C.R. 2014』に、軽乗用車「N-BOX +」の車いす仕様車や、運転補助装置「Honda・フランツシステム」などを出展すると発表した。
N-BOX +の車いす仕様車は、多彩な荷室のアレンジによって車いす仕様車としてだけでなく、日常生活からレジャーまで幅広い用途に対応。2013年度には6,259台を販売し、同社の福祉車両として過去最高の台数を記録している。
また、両上肢での運転操作が困難な人が両足だけで運転操作できる足動運転補助装置Honda・フランツシステムや、身体の状態に合わせて選択できる運転補助装置「Honda・テックマチックシステム」により、さまざまなパーソナリティーの人に移動の喜びを提案しいくとしている。
加齢などにより脚力が低下した人の歩行をサポートするために研究開発中の「歩行アシスト」の参考出展や、下肢に障がいを持つ人が実際の運転操作に近い環境で訓練することを目的とした、手動運転補助装置を装着した簡易型四輪ドライビングシミュレーター「Hondaセーフティナビ」などの展示、要介護者が車両に乗り込む際の介助の仕方などについてのデモンストレーションも行われる。