俳優の藤原竜也らが13日、都内で行われた映画『るろうに剣心 伝説の最期編』の初日舞台あいさつに出席した。
この日は、主演の佐藤健をはじめ、武井咲、伊勢谷友介、青木崇高、神木隆之介、江口洋介の主要キャストのほか、大友啓史監督が出席。佐藤演じる主人公・緋村剣心の宿敵である志々雄真実を演じた藤原は、満員の会場を前に「想像を超えるたくさんの人に来ていただいて感謝しております」と笑顔を見せ、上映後の舞台あいさつだったことから「志々雄は強かったですよね」と撮影現場を振り返った。
激しい剣劇に注目が集まる本作。緋村剣心の佐藤、四乃森蒼紫の伊勢谷、相楽左之助の青木、斎藤一の江口との共演シーンに触れ、「(4人に)囲まれた時は正直、面倒くさ! って思ったんですね」と笑いを誘い、「この、そうそうたる先輩たちに囲まれて、怪我をしてもいけないしさせてもいけないし…」と過酷な現場だったことをうかがわせた。また、「何度、刀を投げたことか。殺してくれと。実際に僕はそこまで強くないから」と打ち明け、会場は爆笑。それでも、「すっごく緊張してて、張り詰めた空気だった」としみじみと語った。
シリーズ第2弾となる本作は、漫画家・和月伸宏氏の『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』を原作に、「京都大火編」と「伝説の最期編」の2部作で描かれる物語。8月1日に公開スタートした「京都大火編」は興行収入45億円を突破し、今年の邦画実写でそれまで1位だった『テルマエ・ロマエII』の記録を塗り替えた。