決済サービスプロバイダのゼウスは18日、後払い決済サービスを提供するキャッチボールと提携し、消費者の代わりに商品代金を先払いするサービス「後払い.com」の提供を開始した。

同サービスは、インターネット販売や通信販売において、消費者に代わってキャッチボールが商品代金を先払いするもの。消費者は、商品を受け取った後、コンビニエンスストア、郵便局、銀行から、好きなタイミングで代金を支払うことができる。支払期限は請求書発行日から14日以内となる。

「後払い.com」の仕組み

事業者は、消費者の注文後すぐに商品代金が立替払いされ、不良債権もキャッチボールが保証するため、入金遅れによるキャッシュフロー悪化や未払いリスクを回避できる。また、請求書発行から、消費者からの入金までキャッチボールが行うことで、請求や回収の手間を省け、簡単な導入プロセスとともに安定した経営を実現することが可能という。

両社は今回の提携を機に、決済手数料半額、オプションの初期費用・初月次費用無料キャンペーンを実施。例えば、「リスクフリープラン」については通常4.80%の決済手数料が2.40%となる。対象は、ゼウス経由で「後払い.com」を申し込み、利用開始した事業者。期間は2014年8月18日~11月14日。