マクラーレン・オートモーティブは、8月15日から開催される「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」に3年ぶりに出展し、「P1」ビスポーク仕様モデルと、先に発表された「MSO 650S スパイダー」の2モデルを展示する。

マクラーレン「P1」ビスポーク仕様

「MSO 650S スパイダー」

今回、2台の特別なモデルを展示したのは、マクラーレン・オートモーティブのビスポーク部門である「マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ」(MSO)。2011年に創設され、マクラーレン・オーナーに向けて数多くの専用カスタムサービスを提供してきた部門だ。

「P1」ビスポーク仕様はペブルビーチで初めて一般公開されるモデルで、北米のユーザーのオーダーによるものだという。数多く装着されたカスタム・オプションが他の「P1」との違いを際立たせる仕上がりとなっており、最高出力916PSは変更ないものの、確固たる個性が与えられている。シルバーのアルミニウム製ラジエターグリル、マクラーレン・オレンジのスピードマークがあしらわれたボンネット、ボディ同色のアルミホイールなどが特徴で、インテリアにもビスポーク仕様にふさわしく、カーボン・ファイバーとアルカンターラを贅沢に使用している。

「MSO 650S スパイダー」は、7月のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでデビューした50台限定のモデル。サテンフィニッシュのカーボン・ファイバーを多用するなど、外見上のさまざまなアップグレードにより、存在感のある独特なスタイリングとなっている。ボディカラーはMSOの特別色であるセルリアンブルーにペイントされており、フロントバンパーやサイド・エアインテークなどにおいて、サテンフィニッシュのカーボン・ファイバーと鮮やかなコントラストを生み出している。