LINEは6日、日本国内のゲームコンテンツ開発会社およびゲームコンテンツを対象とした投資ファンド「LINE GAME Global Gateway(仮)」を設立したと発表した。ファンドの設立・運用開始は、2014年9月以降を予定している。

同社は、ファンドを通じて、良質なコンテンツを開発する日本のゲームコンテンツ開発会社およびゲームコンテンツの開発を資金面で支援する。併せて、「LINE GAME」のプラットフォームを通じて海外展開を積極的に支援することで、日本発の世界に通用するコンテンツの創出を目指す。これにより、LINEと投資先企業の双方の事業拡大、およびLINEプラットフォームを通じた新たなエコシステムを構築していくという。

LINEトップページ(出典:LINE Webサイト)

予定投資規模は約100億円。出資者はLINEおよびLINE Ventures(仮)。運用期間は2014年9月9日以降5年間。運営会社はLINE Ventures(仮)で、代表は舛田淳氏、Managing Directorは江口清貴氏が務める。

グローバルコミュニケーションアプリ「LINE」は、世界の登録ユーザー数が4億9,000万以上の人気アプリ。2012年11月よりゲーム事業「LINE GAME」の本格展開を開始し、LINEキャラクターを起用した自社開発タイトルのほか、外部コンテンツプロバイダーとの連携および共同開発によるタイトルを中心に、全40タイトルを提供している。ダウンロード数は2014年8月現在、世界累計4億1,000万を突破したという。