メルセデス・ベンツ日本はこのほど、「SLKクラス」のラインアップを変更するとともに、装備内容を大幅に充実させて発売した。「レーダーセーフティパッケージ」などの安全装備や快適装備が多数追加されている。

メルセデス・ベンツ「SLKクラス」

「SLKクラス」は、電動開閉式ハードトップ「バリオルーフ」を装備した2シーターオープンカー。現行モデルは2011年の発売以来、継続して日本国内のオープンカー販売台数ナンバー1となっている。今回の変更では、ラインアップに従来の「SLK 200 トレンド」に代わり「SLK 200 トレンド プラス」が、「SLK 200」に代わり「SLK 200 エクスクルーシブ」が新たに設定された。

「SLK 200 トレンド プラス」は、ミリ波レーダーセンサーとカメラで前方や左右後方の車両との衝突の危険を低減する「レーダーセーフティパッケージ」を標準装備するとともに、シートヒーターや自動防眩ミラー(ルームミラー / ドアミラー)を装備し、安全性と快適性を大幅に向上させている。AMGスポーツパッケージもオプション設定している。

「SLK 200 エクスクルーシブ」は、「レーダーセーフティパッケージ」をはじめ、超音波センサーで車両と周囲の障害物との距離を測定して警告音とインジケータで知らせる「パークトロニック」や、「キーレスゴー」を標準装備としている。マニュアルトランスミッションモデルの「SLK 200 MT」は、シートヒーターと自動防眩ミラー(ルームミラー / ドアミラー)が標準装備となった。

価格は、「SLK 200 トレンド プラス」が従来の「SLK 200 トランド」から据置きとなる512万2,000円(税込)。「SLK 200 エクスクルーシブ」は従来モデルから最低限のアップに留めた620万円(税込)。「SLK 200 MT」も従来モデルから据え置きの499万円(税込)。