JTはこのほど、同社が1965年以降毎年実施してきた「全国たばこ喫煙者率調査」について、2014年5月実施の調査結果を発表した。

全国の喫煙者率は全体で19.7%で、前年比1.2ポイントのマイナス

全国の喫煙人口は全体で2,059万人で、前年比136万人減

2014年5月現在の全国の喫煙者率は、全体で19.7%となり、前年に比べ1.2ポイントのマイナスとなった。男女別に見ると、男性は30.3%(対前年マイナス1.9ポイント)、女性は9.8%(対前年マイナス0.7ポイント)だった。

喫煙者率から推計した全国の喫煙人口は全体で2,059万人で、前年に比べ136万人減。男性は1,526万人で97万人減、女性は533万人で39万人減だった。

全国の喫煙人口は全体で2,059万人で、前年に比べ136万人減

同社は、喫煙者率が減少傾向にある要因は複合的であり一概には言えないものの、高齢化の進展、喫煙と健康に関する意識の高まり、喫煙をめぐる規制の強化や、増税・定価改定などによるものと分析。同社では「引き続き喫煙者と非喫煙者との協調ある共存社会の実現に向け、努力していく」としている。