オウチーノ総研は、20～59歳のビジネスパーソンを対象に「『睡眠』に関するアンケート調査」を行った。調査は7月18日～22日にかけて実施し、450名から有効回答を得た。

平均睡眠時間は何時間ですか?

仕事がある日の平均睡眠時間、4割が「5時間以上6時間未満」

仕事がある日の平均睡眠時間について尋ねたところ、最も多い回答は「5時間以上6時間未満」(39.6%)だった。以下「6時間以上7時間未満」(24.0%)、「4時間以上5時間未満」(21.8%)と続く。「健康づくりのための睡眠指針 2014」(※)によると、人間に必要な睡眠時間は「6時間以上8時間未満」とされているが、今回の調査では、仕事がある日に6時間以上睡眠をとれている人は33.3%と、約3割に留まっている。

仕事が休みの日の平均睡眠時間について聞くと、最も多かったのは「6時間以上7時間未満」(33.6%)、次いで「7時間以上8時間未満」(24.2%)、「5時間以上6時間未満」(18.9%)だった。73.0%は仕事が休みの日に6時間以上睡眠を取っており、ビジネスパーソンは普段の睡眠時間が短い分、休日に「寝だめ」する傾向があるようだ。

良質な睡眠をとるために、こだわっていることについて聞くと「寝具にこだわっている」と50.4%が回答した。こだわっている寝具にどのくらいお金をかけているか尋ねたところ、半数以上は「2万円以上」と回答している。

寝具にいくらお金をかけていますか?

※平成26年3月に厚生労働省健康局が発表した「健康づくりのための睡眠指針 2014」より