「うなぎパイ」の春華堂、53年ぶりの新ブランド販売開始へ! 和・洋で展開

「うなぎパイ」などで知られる菓子メーカーの春華堂は7月2日、「うなぎパイ」以来、53年ぶりとなる新ブランドを発表した。この新ブランド「五穀屋」「coneri」は、7月20日から販売される。

五季(いつき)

「五穀屋」は"五穀"と"発酵"の和菓子を

和菓子を中心に展開する「五穀屋」は、「からだに美味しい和の知恵菓子」がコンセプトとなっている。同ブランドでは、古来から日本人が親しんできた食材「五穀」と、日本の調味料や食材に欠かせない「発酵」、四季折々の食材を楽しむ「旬の暮らし」の3つを重ねて「和の知恵」とし、その精神の宿った和菓子を提供する。

「よつ割り」は、「田」の字をモチーフにした皮に、「ごま味噌」「塩麹きな粉」「ゆず米酢」「醤油」の4種の発酵食あんを入れたもなか。皮には五穀が配合されているという。8個入りで1,890円での提供となる。

「山むすび」は、玄米や縁起の良い七福米をベースに醤油と砂糖を加え、ほんのりやさしい甘さに仕上げたせんべい。醤油は浜松のものを使い、手づくりで仕上げているという。5枚入りで594円、10枚入りで1,080円となる。


よつ割り	山むすび

「千千豆(ちぢまめ)」は、落花生に寒梅粉(かんばいこ)をまぶし、青のり、きなこ、梅、白醤油、あんこなど5つの味の粉末をコーティングした豆菓子。

「五季(いつき)」は、丸い形の一口サイズのようかん。酒・抹茶塩糀(こうじ)・リンゴ酢・醤油・白みそあんの5つの調味料をそれぞれに使った、5種類の味を展開する。

「さのくら」は、季節ごとに違った材料からつくる甘酒。夏は甘糀から、冬は酒かすから作った甘酒を提供するという。今回発売するのは、新潟県産こしひかりから作った「糀甘酒」と、甘酒を乳酸菌で発酵させた「乳酸発酵甘酒」となる。どちらも内容量は330gで、価格は1,080円。


千千豆(ちぢまめ)	さのくら

「coneri」はパイのある生活を提案

もう1つのブランド「coneri」は、パイの専門店として展開する。ブランドコンセプトは「粉を味わうパイ」で、生地の原料である粉の配合からこだわっている。

同ブランドが推奨するのは、スティック状のパイに同ブランド特製のディップをつけて食べるスタイル。おやつだけでなく、朝食やランチ、パーティーシーンでのおつまみなど、さまざまな場面で楽しめるよう、パイやソースをバリエーション豊かにそろえた。

スティック状のパイ「coneri chobi(こねりチョビ)」は、「プレーン」「三方原ばれいしょ」「浜名湖あおのり」「てんさい糖」「大麦」「しょうが」の6つのフレーバーで展開する。各12本入りで、価格は648円。

coneri chobi

専用のディップ「&dip(アンディップ)」は、「あんこ&ミックスベリー」「ブルーベリー&クリームチーズ」「オレンジチョコレート」「塩キャラメル」「桜えびタルタルソース」「塩こうじトマトソース」の6種類を用意。価格は、「あんこ&ミックスベリー」「ブルーベリー&クリームチーズ」「塩こうじトマトソース」が756円、「オレンジチョコレート」「塩キャラメル」「桜えびタルタルソース」が864円となる。

「coneri chobi」と「&dip」のさまざまな組み合わせを試せるのが特徴で、相性の良いパイとディップをセットにしたギフトボックスも販売する。「gift box S size」は1,566円、「gift box M size」は3,834円、「gift box L size」は5,400円となる。また、約40cmと長いサイズの「coneri noppo」の3本入りギフトボックスも1,620円で販売。


あんこ&ミックスベリー	ブルーベリー&クリームチーズ	オレンジチョコレート	塩キャラメル	桜えびタルタルソース	塩こうじトマトソース