医療・健康系モバイルサービスを展開するプラスアールはこのほど、「避妊についての調査」を実施、結果を公表した。

同調査は4月27日~6月12日、カラダノートシリーズアプリ「ルナノート」利用者215名(年齢10代8%、20代54%、30代26%、40代以上12%)を対象に、インターネット調査にて実施した。

69%が「避妊の失敗などで不安に思った」と回答

「避妊の失敗などで不安に思った経験がある」は、69%

「SEXの後、避妊の失敗などで不安に思った経験はありますか?」という質問には、69%の女性が「不安に思った経験がある」と回答した。

避妊の失敗などで不安に思った経験として「生理前後や生理中は安全だと思っていた」など甘い認識により後悔したという声が寄せられた。「膣外だったら妊娠しないと思い込んでいる人が多いのでは」との意見もみられた。

また、「つい流れに任せてしまった」「パートナーに言いづらかった」という後悔の声も寄せられた。「避妊具にまつわるトラブル」として多かったのは「避妊具が外れて不安になった」というものだった。

万一の手段としてのアフターピル、「知っている」は61%

避妊具にまつわるトラブルや強姦など、緊急の場合に用いられる緊急避妊薬(アフターピル)についても調査した。「緊急避妊薬(アフターピル)を知っていますか?」という設問で、「知っている」と答えた女性は61%、「なんとなく聞いたことがある」が24%、「知らない」が15%だった。

「緊急避妊薬(アフターピル)」を知っているは61%

原則72時間以内のアフターピル服用、「知っている」は63%

さらに、緊急避妊薬(アフターピル)を「知っている」「何となく知っている」と答えた女性183人に、「避妊失敗から原則72時間以内に服用しなければいけないことを知っていますか?」と質問した。その結果、「知っている」と回答したのは63%。「なんとなく聞いたことがある」が29%、「知らない」が8%だった。

原則72時間以内の服用、「知っている」と回答したのは63%

緊急避妊薬(アフターピル)はあくまで最終手段であり、確実に避妊できるとは限らず、また心身への負担はもちろん、経済的負担も無視できない。同調査では、緊急手段があるからと安心せず、普段から「避妊」について正しい知識を身につけることが重要、と結んでいる。