意中の相手を目の前にすると、意識しすぎるあまり普段とはちょっと違った言動をしてしまうもの。今回はマイナビニュース会員の女性400人に「気になる男性に対して思わずやってしまう言動」を聞きました。その中で特に多かった上位の回答をご紹介します。

■1: ボディタッチ
・「手を触るなどボディタッチをしてしまう」(29歳/生保・損保/事務系専門職)
・「くっつく」(28歳/学校・教育関連/専門職)
・「抱きつき」(25歳/自動車関連/技術職)
・「腕を触ってしまう」(25歳/電機/事務系専門職)

男性編と同じく1位は"ボディタッチ"。性別を問わず、やはり好意を寄せる異性には思わず触れてしまいたくなるもの。男性とは違い特に女性の場合は、甘える仕草の延長で接触を図る傾向にあるようです。

■2: つい見てしまう
・「目を覗き込んでしまう」(43歳/電機/事務系専門職)
・「自分が見てるのに目が合ったと勘違い」(23歳/情報・IT/販売職・サービス系)
・「他の人と話しているのを見ると、無意識でつい目で追ってしまう」(30歳/金融・証券/事務系専門職)

意中の異性を目で追い掛けてしまうのは、これまた男性の場合と同じ傾向でした。しかも女性の場合は無意識のうちにという場合だけでなく、意図的に"見つめる"という人が多かったのも特徴。男性の側も満更でもなければ、見つめられているうちにその気になってしまう人が多そうです。

■3: 過剰なアクション
・「笑顔をよく向ける」(30歳/医療・福祉/専門職)
・「目立とうとして声を大きくしてしまう」(28歳/学校・教育関連/クリエイティブ職)
・「瞬き」(47歳/食品・飲料/販売職・サービス系)
・「声が高くなる。しゃべり方が変わる」(24歳/学校・教育関連/その他)

恋心を寄せる男性を前にすれば誰しもテンションは上がってしまうもの。特に多かったのは、声が高くなったり、大きくなったりというパターン。女性がワントーン高い声で話していればそれは好意を示すサインの1つですので、男性の側も見逃さないようにしてほしいものです。

■4: からかう
・「かまってほしくて用もないのにちょっかい出してしまう」(30歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)
・「いたずらをしかける」(29歳/学校・教育関連/専門職)
・「からかい口調になる」(27歳/情報・IT/技術職)
・「ちょっと意地悪な言動」(30歳//事務代行/事務系専門職)

好きだからこそちょっといじめたくなる天邪鬼な傾向も男女共通の傾向のようです。好意を寄せる相手だからこそ相手のいろんな表情を見たくなるもの。好きな人であれば、困った顔も全部含めて愛したくなってしまうのかもしれません。

■5: 甘える
・「甘えた声を出す」(30歳/情報・IT/事務系専門職)
・「くっつきたくなる」(27歳/主婦)
・「相手の目を見つめる」(28歳/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)
・「ぶりっこしてしまう」(32歳/その他)

意中の異性を前に"甘える"という言動は女性ならではのパターン。男性の中には女性に頼りにされたり、甘えられたりするのをうれしく思う人も多いので、その部分を突いた戦略の1つと言えそうです。

■6: 連絡が頻繁になる
・「メールが長文になる」(27歳/通信/販売職・サービス系)
・「メールが来ないとイライラして、ついこっちから2通くらい送ってしまう」(32歳/団体・公益法人・官公庁)
・「LINEやメールの絵文字が多めになる」(29歳/情報・IT/営業職)
・「メールやラインがきたらすぐ返信してしまう」(33歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
・「メールを途切れないように疑問文で送る」(27歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)

連絡の頻度が多くなるというのも男女共通のパターン。好きな人とは常につながっていたいもの。すぐに返信があれば「脈アリかも?」とテンションも高まります。男女ともにメールに関しては「回数が多くなる」「長文になる」「返すのが早くなる」という意見が多く、連絡の頻度やスピードは恋愛に発展するか否かの重要なファクターと言えそうです。

■7: 相手に同調する
・「趣味をきっかけに仲良くなるために相手の好きなものに興味を持つ」(32歳/小売店/販売職・サービス系)
・「とりあえず何でも『すごい』と言ってしまう」(30歳/情報・IT/クリエイティブ職)
・「相手の行動パターンに合わせようとする(同じ時間の電車に乗ってみたり)」(30歳/環境/事務系専門職)
・「髪型は『長いほうがいい』と言われたら伸ばす」(29歳/情報・IT/技術職)

恋愛関係に発展するためには相手との"共感"も大切。そういう意味で、相手の趣味や興味のあるものに自らすり寄っていくというのもテクニックの1つ。とにかくとっかかりの共通点は重要なので、同調的言動は恋を成就させるための第一段階のテクニックなのかもしれません。

■8: 冷たい態度
・「LINEの返事を迷って、既読無視状態になる」(23歳/自動車関連/事務系専門職)
・「気持ちを悟られないように、逆にそっけなくしてしまう」(25歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)
・「無視してしまう」(33歳/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)
・「やたらとつっかかっていく」(23歳/情報・IT/営業職)

"ツンデレ"も、男女問わずに見られた傾向の1つ。好きなのに素直にその気持ちを表せない人の典型的なパターンと言えます。相手が鈍感な人だと「嫌われているんだ」と不本意な方向に展開することもあるため、ほどほどに留めておくのが無難です。

■9: 詮索したり周辺をうろうろしてしまう
・「相手のSNSを検索してしまいます」(30歳/マスコミ・広告/秘書・アシスタント職)
・「どうにか偶然会おうとうろうろしてしまう」(27歳/建設・土木/事務系専門職)
・「すれ違いに匂いを嗅ぐ」(28歳/医療・福祉/専門職)
・「周りから情報を聞く」(20歳/小売店/販売職・サービス系)

「好きだからこそ相手のことは何でも知りたい!」という気持ちが抑えられずに、詮索してしまうパターン。あまりに度が過ぎると相手が恐怖に感じてしまうこともあるので、節度を持つことが大事そうです。

■総評
男性編とも合わせ、今回のアンケートを通じて言えるのは、気になる異性を前にしてついやってしまう言動には、男女であまり差異がないということ。ただし、全体として男性のほうがシャイで女性のほうがやや積極的な言動に出る人が多い傾向がありました。特に女性の「甘えた行動をとるようになる」「詮索する」という行動は自分からきっかけを作ったり、相手のことを知ったりして近づこうという具体的な行動で、女性のほうに多いよう。気になる女性が甘えた態度をとるようになったら、それはあなたと仲良くなりたいというサインかもしれません。自分が言ったことをよく覚えててくれているな、というのもチェックポイントのひとつのようです。

男性も女性もひとぞれぞれ。今回出てきたような行動を自分がするだけでなく、好きな相手もどれくらい自分に興味があるのかのバロメーターにしてみてください。相手が攻めるタイプか、受け身のタイプか、どちらかを見極めた上で恋を実らせる突破口を見つけられるといいですね。

調査時期:2014年5月21日~2014年6月3日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数:女性400名
調査方法:インターネットログイン式アンケート

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