おなかをギュッと引き締める体幹トレーニング - 間違った筋トレを正す

整体師の大山奏です。梅雨に入り、湿度が高くジメジメとした日が続きますね。スポーツでかく汗は気持ちがいいですが、湿度の高い状態の汗は気分が悪く、体調不良を起こしやすいですよね。そこで今回は、気分よく運動で汗をかくために、おなかをギュッと引き締める効果のある体幹トレーニングをご紹介します。

四つんばい状態からスタートします。 右手と左脚を伸ばしてから、身体の下で肘と膝をくっつけるように動かします。

息を吸って身体を伸ばし、吐いて身体を丸める

息を吸いながら身体を伸ばし、息を吐きながら身体を丸めます。床に脚や手がつかないように注意してください。テンポは呼吸に合わせるくらいなので、少しゆっくりめで行うといいでしょう。顔は真正面か少し前の床をみます。一定時間を行えば、体幹を鍛えると同時に脂肪燃焼効果も期待できますよ。

「体が反る」「脚が低くなる」のはNG

ポイントは、手と脚を床と水平に保つことです。伸ばすときに特に注意が必要になります。最初は水平になっているか確かめながらゆっくりと行ってみてください。脚や手が上に上がって身体が反ったり、脚が低い位置になったりするのはNGです。

肘と膝をくっつけるときには身体を少し丸め気味にします。なるべく身体の中央部分で合わせられるといいですね。

左右10回×3セットを最終目標に

まずは左右10回ずつを目安にしてみてください。左右10回×3セットが最終目標です。片手片脚を伸ばしたままでキープする練習をするだけでも体幹のトレーニングになります。 肘と膝を合わせるときに、しっかりと腹筋に力をいれていきましょう。最近特におなか周りが気になるという人にもオススメですよ。

ゆっくり動かすとバランスが崩れやすい場合は、しっかりと体幹が鍛えられていないと考えられます。その場合は原点に戻って、体幹トレーニングの基本であるドローイングを再度行ってみてもいいかもしれませんね。

筆者プロフィール : 大山 奏(おおやま かなで)

スピリチュアルと運動が好きなアウトドア系ライター。整体師。癒やしを与えられる人になろうとアロマテラピーインストラクター・セラピストへ向けて勉強中。ストレス解消法は神社巡りと滝行。スピリチュアル系雑誌の執筆から脳科学・恋愛記事まで、興味のあるものには迷わず挑戦している。ブログ「ひよっこライター大山奏」では、日々の出来事を思うままにつづっている。また、これまでのさまざまなストレッチをまとめた電子書籍も販売中。