おむつ処理で困る場面は「訪問宅」「外食先」をおさえ「●●」が54%で1位

クリロン化成はこのほど、0歳～5歳の子どもを持つ女性を対象に実施した「おむつの臭い」に関するアンケート調査結果を明らかにした。調査は3月14日～16日にかけて行われ、1,431人から有効回答を得た。

まず、おむつの処理後、臭いが気になるかどうか尋ねたところ、「いつも気になる」と答えたのは、「自宅」では37.1%、「外出先」では35.7%となった。また、「いつも気になる」「気になることがある」を合わせると、自宅では96.3%、外出先では86.1%もの人が、おむつ処理後の臭いが気になっていることが分かった。

次におむつ処理で困る場面について聞くと、「車内で」(53.7%)が最も多く過半数以上となった。次いで「外食先で」(47.0%)、「訪問宅で」(46.5%)と続いた。自由回答では、「夏だったので、車内の臭いがすごかった」「代行運転を頼んだ時、車内に臭いが充満して恥ずかしかった」などの声も寄せられた。

外出先でおむつ専用ゴミ箱がない場合のおむつ処理について尋ねると、「持ち帰る」(45.1%)、「持ち帰ることが多い」(32.6%)が多くを占めた。持ち帰る場合に気になることについては、「周囲に臭いが漏れていないか」(54.2%)、「荷物への臭い移り」(44.0%)、「家でカバンから出す時に臭う」(38.5%)という結果になった。

使用済みおむつの処理方法について聞くと、55.1%が「レジ袋・ビニール袋などの袋に入れる」と回答し、次いで多かったのは「おむつ専用ごみ箱(専用カセット付)に入れる」で40.0%となった。一方で「有料のおむつ処理袋に入れる」(7.9%)、「消臭スプレー・消臭剤を使用」(6.8%)は、1割以下だった。

自宅で友人の子どもがうんちした際のおむつ処理について尋ねると、「自分から声をかけて捨ててもらう」(66.7%)が最多となり、「相手から言われたら捨ててもらう」(16.5%)を大きく上回った。一方、自身が友人宅を訪問した際のおむつの処理では、「相手にすすめられなければ持ち帰る」が48.6%、「必ず持ち帰る」が36.4%となった。