「青春18きっぷ」のポスターに採用された播但線の風景

JR西日本は17日、今年度の「青春18きっぷ」(夏季用)のポスターを公表した。使用された写真は、生い茂る木々の緑と車体の朱色の対比が鮮烈な印象を与える、播但線でのキハ40・41系の走行風景だ。

列車後方に広がる雲の中から顔をのぞかせているのは、「天空の城」として人気が高まっている竹田城跡。掲出されるポスターには、『5時30分 天空の城が、旅立つ私を見送ってくれた。』とのコピーが記されている。この写真は、今年5月に撮影されたものだという。

「青春18きっぷ」は、日本全国のJR線の快速・普通列車の普通車自由席およびBRT(バス高速輸送システム)、JR西日本宮島フェリーが乗降り自由になるきっぷ。年齢制限はなく、1枚のきっぷで5回まで利用できる。今年4月の消費税率引上げにともない、同きっぷも価格が改定され、1万1,850円(おとな・こども同額)となった。1人1回あたりの有効期間は、乗車日当日限りとなる。

同きっぷは今年度の夏季用・冬季用の発売が決まり、夏季用の発売期間は7月1日から8月31日まで、利用期間は7月20日から9月10日まで。冬季用の発売期間は12月1日から12月31日まで、利用期間は12月10日から2015年1月10日まで。全国のJRのおもな駅、JRの旅行センター、おもな旅行会社にて発売されるとのこと。