猫の保護活動を行う東京キャットガーディアンは、同団体のホームページにて、飼い主のいない猫の保護ボランティア活動「猫付きマンション」を案内している。今回、紹介する物件は、東京都・板橋区のサンルーム付きのマンションだ。
猫付きマンションとは
猫付きマンションは、「猫との生活を希望する入居者」と、「マンション経営で猫の助けになる活動をしたいと考えるマンションオーナー」、「成猫の保護場所を作り、多くの猫を救いたいと考える保護団体」の三者の思いが合致したシステム。新しいボランティア活動として、行政からも了承を得ている。
飼育を希望する人は、面談の上、所有権ではなく一時保護の場所として同シェルターの猫を選び、ペット飼育可能のマンションで猫を飼うことができる。「転勤が多い」「高齢だから心配」など様々な理由で猫の飼育をあきらめている人も猫の飼育が可能だ。
南向きなので日当たり良好
今回、案内する「セブンハイム」は、東武東上線「ときわ台」から、徒歩13分の場所にある。有楽町線・副都心線も利用することができ、その場合は「小竹向原駅」から徒歩14分。同物件は、A棟とB棟に分かれており、それぞれの棟に「猫付きマンション」がある。
まずはA棟の紹介から。A棟では201号室、202号室の2部屋を用意している。いずれも1DKで8畳の和室とキッチンという間取りになっている。
2部屋とも、南向きなので部屋は明るい。さらにサンルームも付いている。冬でもぽかぽかと暖かいサンルームは、広さも十分で、寒い日は、猫がお気に入りのスペースになりそうだ。賃料は月額5万8,000円、管理費2,000円。礼金1カ月、敷金1カ月。
収納スペースもたっぷり
B棟 202号室の間取りは2DK。4畳半と6畳の和室を抜けると、A棟と同じく、南側にサンルームが付いている。部屋には押入れや収納スペース付き。猫グッズの収納にも便利に使用できる。賃料は月額6万6,000円、管理費2,000円。礼金1カ月、敷金1カ月。
すべての部屋には、エアコン、モニター付インターフォン付。インターネットも使い放題で、J-comインマイルーム導入済。駐輪場やバイク置き場も利用できる(バイクは有料)。
猫との暮らしがスタートするのは、物件に入居してから。入居後、一緒に暮らしたい猫(成猫)を東京キャットガーディアンのシェルターで選ぶという流れとなっている。
物件詳細は、A棟、B棟とも、東京キャットガーディアンシェルター日記で案内している。
レポート記事
実際の猫マンションでの暮らしぶりはこちらから。猫マンションに住んでいる人を取材した。