就職、転職活動の最終段階と言えば面接。最近では簡単な英語での面接を取り入れてきた日本企業もあるようです。そんな英語での面接の典型的なこの質問。なんと答えますか?

「Do you have any hobbies?」;「What are your hobbies?」
(あなたの趣味は何ですか?)

I like watching movies. I like reading. I like taking a walk.
(映画を観る事、読書、散歩が好きです…)

日常生活ならいいですが、面接でこんな風に答えるとアウト!

"Hobby"という単語、日本では単純に「趣味」と習いますが、実は、「何らかの特技、みんなができないような何かを伴った(趣味)」という意味が暗黙の了解で含まれているんです。

つまり、答え方としては、

I love playing the piano. My hobby is painting. …が正解。

逆に日本語でいういわゆる「趣味は何?」という質問を英語ですると

What do you do for fun?

面接では、こういう基本的な質問の時にこそ自分らしさを印象付ける一捻りがほしいものです。

※このコラムでは、一般の教材や教科書にはあまり載っていない、様々な状況で使える英語の表現を、モバイルサイト「SeanK Factor+~別解を導く力~」から抜粋してご紹介していきます。


ショーン・マクアードル川上
経営コンサルタント。ブラッドストーン・マネジメント・イニシアティブ・リミテッド(米デラウェア州)代表取締役、マネジング・パートナー。大手から中小零細企業まで600社以上の日本企業、外資系企業の様々な事業領域における「成長と再生」の戦略コンサルティング業務に従事。 ビジネス・リーダーの為のスキル開発トレーニングや語学教育も行う。傍ら、経済・ビジネス番組を中心にテレビ、ラジオのパーソナリティー、コメンテーター、各種シンポジウムのパネラー、ファシリテーターとして活動。