鎌倉三衣(さんね)はこのほど、「天然草木染和布 作務衣(さむえ)」の製品化のため、クラウドファンディング「iikuni」による出資者の募集を開始した。

「天然草木染和布 作務衣」

作務衣は、禅宗の修行着がルーツと言われる和服。柔軟なサイズ感や合理的なつくりが特徴だという。「天然草木染和布 作務衣」には、ボイルされた綿糸を高密度に織り込み、丈夫でしっかりとしながらも、和紙のような風合いで気持ちの良い肌触りであるという。自然の草木から煮出した天然染めを、職人がひとつひとつ手作業で行っており、何度も重ねて染めて作る。長く着れば着るほど、肌になじんでいくかのような質感が出てくるとのこと。

出資者の募集は、カマコンバレー有限責任事業組合(KAMACON VALLEY LLP)のクラウドファンディング「iikuni」で行う。募集期間は5月29日から7月30日まで。出資パターンは11種類あり、出資者へのリターンとして、作務衣のプレゼントやイベントへの招待を予定している。なお、クラウドファンディングが成功した場合、発売は2014年9月頃となる。自社ECサイトによる直接販売のほか、鎌倉市内や都内各所のセレクトショップなどでの販売を予定している。

価格は上単体で1万8,000円、下単体で1万5,000円、上下セットで33,000円となる。また、上下セットが入るポーチバッグ(6,500円)や小フロシキ(3,500円)も販売される(価格はすべて税別)。男女ともに着用可能なサイズ感、デザインとなる見込み。

詳細は、鎌倉三衣および「iikuni」プロジェクトページでも確認できる。