女子高生80人を対象とした映画『MONSTERZ モンスターズ』(5月30日公開)の試写会がこのほど行われ、アンケートが実施された。

映画『MONSTERZ モンスターズ』で終一を演じた山田孝之

藤原竜也と山田孝之の初共演となる本作は、2010年に韓国で公開された映画『超能力者』を原案に、映画『L change the World』の中田秀夫監督と佐藤貴博プロデューサーが再タッグを組んだ作品。手足の壊死と引き換えに視界に映る者すべてを自由自在に操ることができる超能力者(藤原)と驚異の自然治癒力と共にその能力が全く通じない田中終一(山田)の壮絶なバトルが描かれている。

手に入れたい能力として、80人の内の約9割が「驚異の回復力と強靭な肉体」を選択。「田中終一みたいに命を守りたい」「大切な人を守る」「皆を治してあげたい」など約4割が自己犠牲によるもので、そのほか「サーカス団に入る」「試しに刺してみる」といった約2割が肉体的な酷使を目的としたものだった。車にはねられ瀕死の重傷を負っても、陸橋からの落下で大量に出血しても、数日後には完治してしまう終一。その描写がこの層に強烈なインパクトを残す結果となった。

一方、「すべての人間を思い通りに操ることができる力」と答えた人の内、約半数が「手足が壊死するので何もしない」と回答。その能力を必要な時にのみ駆使する"男"と同様の行動パターンで、諸刃の剣であることを理解した現実的な考え。藤原と山田、ヒロインの石原さとみは、同じ質問に対していずれも「驚異の回復力と強靭な肉体」を選んでいる。