AOKIはこのほど、クールビズに最適な機能性を追求した「ウルトラクールシャツ」「ウルトラクールパンツ」を発売した。

ウルトラクールシャツ

同社が全国の20~50代の有職男性400人を対象に、夏に着用するワイシャツやスラックスに関するマーケット調査を行った結果、夏用のワイシャツに求める機能として、「吸汗速乾機能」「涼しくて着やすい」「形態安定機能」が上位に挙げられた。この調査結果を受け、「吸汗速乾・高通気性・接触冷感」など、夏向けの機能を3つ以上備えたワイシャツを、「ウルトラクールシャツ」として発売している。

同商品は、従来よりも汗を吸収・拡散しやすい異形断面ポリエステルを採用。通常のワイシャツ(自社商品)と比べて2倍以上の通気量があり、汗のベタつきを抑え、優れた吸汗速乾性により、さらっとした着心地になっているという。肩のヨーク部分を1枚仕立てにすることで、シャツ内の熱い空気や水分を逃がし、冷えた空気が取り込みやすくなり、涼しさがアップ。「接触冷感」「デオドラント」などの高い機能性も兼ね備える。スリムタイプと、ややゆったりとしたベーシックタイプの展開で、サイズはS~LL。価格は3,800~5,705円。

「ウルトラクールパンツ」は、マーケット調査でもニーズが高かった「丸洗いOK」「吸汗速乾」「メッシュ膝裏仕様」といった機能を備えた。信州大学繊維学部との産学協同研究開発による立体縫製技術を採用し、脚のラインを包み込む特殊な縫製技術による、ノータックのすっきりしたシルエットとなった。表地・ウエスト・ひざ裏部分には、ストレッチ素材を用いた「トリプルストレッチ仕様」で、フィット感と動きやすさを向上させたという。

これらの機能に加え、同じく産学協同研究による独自の「熱ブロック加工技術」を施した「熱ブロックパンツ」も発売。生地の表面温度の上昇を約10度抑える効果があるとされ、真夏に最適なパンツだという。サイズは70~110㎝、73~97㎝。価格は7,610~9,515円(価格はすべて税別、商品や仕様により価格は異なる)。

なお、5月末から「AOKI」全店に、商品を実際に体験した上で購入できる「体感コーナー」を設置する。実際に商品の機能性と着用感が体感できるように、通常は袋にパッケージしたまま販売しているワイシャツを、ハンガーにかけて陳列する予定だ。