養命酒製造はこのほど、「子育てママの"疲れ"に関する調査」を実施した。調査期間は5月9日から12日までの4日間で、子どもと同居する30~49歳の女性1,000名を対象に行った。

産前産後で「体形」に変化?

出産前と出産後に感じた身体の不調を聞いたところ、産前に感じていた不調で最も多かったのは「冷え」(35.4%)で、次点に「肩こり」(33,7%)という結果だった。対して、産後の不調で最も多かったのは「疲れやすい」(52.3%)となった。

また、産前産後で比較すると、18項目において不調を感じる割合が増加していることがわかった。最も変化があった項目は「体形の変化」で、産後は35.9ポイントの増加が見られた。ほかにも、「疲れやすい」(31.9ポイント)、「イライラする」(28.3ポイント)なども大きな増加が見られ、産前産後で体調に大きな変化があることが判明した。

一方で、産後に割合が減少した不調は「生理不順・生理痛」と「便秘」のみだった。

30代は「食」で疲れに対処

「あなたは最近疲れを感じていますか」という質問には、全体で86.4%の人が「とても疲れている」「まあまあ疲れている」と回答した。子どもの人数別に見ると、子どもが1人の人で84.6%、2人の人で85.6%、3人以上の人では90.8%という結果となり、子どもが多いほど疲れを感じる傾向にあることがわかった。

「あなたは最近疲れを感じていますか」

「とても疲れている」「まあまあ疲れている」と回答した人に、疲れているときどのような症状が出るかを聞いたところ、最も多かったのは「肩や腰がこる」(60.6%)だった。後には「目が疲れる」(53.8%)、「朝、起きられなくなる」(42.6%)、「肌の調子が悪くなる」(41.1%)と続き、疲れによっては複数の症状が現れていることがわかった。

疲れの対処法をたずねたところ、「しっかりと睡眠をとる」(58.6%)が最も多かった。年代を比べると、40代は「お風呂で温まる」(49.1%)、「休養をとる」(38.7%)が30代と比較して多く、30代は「おいしいものを食べる」(37.0%)、「甘いものを食べる」(46.3%)と食に関するものが40代より多かった。

疲れの対処法