「日本HRチャレンジ大賞」実行委員会はこのほど、「第3回 日本HRチャレンジ大賞」(後援:東洋経済新報社、ビジネスパブリッシング、HRプロ)の授賞企業を決定、結果を公表した。

「日本HRチャレンジ大賞」のロゴマーク

大賞の「LIXILグループ」は、「LIXIL流人材マネジメント」が高評価

同賞は、"人材領域の果敢なチャレンジが日本社会を元気にする"をキャッチフレーズに、人材領域で優れた新しい取り組みを積極的に行っている企業を表彰するもの。経営層や人事部門などが人材領域で積極的にチャレンジする企業を表彰することで、日本社会の活性化促進を目的としているという。2012年にスタートし、今回で3回目を迎える。

自社の社員に向けた取り組みを対象とした人事部門、顧客企業に向けて提供するサービスを対象とした人材サービス部門の2つから構成。応募総数は67事例で、厳正な審査の結果、今回はその中から12事例が選ばれた。

大賞は、LIXILグループが受賞。従来の国内市場向け製造業からの脱皮を図り、グローバルに活躍できる企業となるための、人と組織が持つ活力を最大限に引き出す「LIXIL流人材マネジメント」が総合的に優れた取り組みであり、経営力向上、社員利益に寄与するとともに、1つのモデルとなるものと認められた。

イノベーション賞には、イヌイ倉庫が選ばれた。単一企業ではなく、複数の企業が利用することを前提としたシェア型企業寮「月島荘」が、革新的な試みであると評価されている。

そのほか、人材マネジメント部門優秀賞は、日本生命保険。人材育成部門優秀賞は、ソフトバンクグループ通信3社(ソフトバンクテレコム・ソフトバンクモバイル・ソフトバンクBB)。採用部門優秀賞は、日本オラクル。人材サービス優秀賞(人材マネジメント部門)には、イマジカデジタルスケープ。人材サービス優秀賞(人材育成部門)は、JIN-G。人材サービス優秀賞(採用部門)は、ビズリーチ。奨励賞(4社)には、ギークス、ドリコム、アイ・エム・ジェイ、エスプールプラスがそれぞれ選ばれている。

授与式は、6月3日 18時より、東京スクエアガーデン(東京都中央区京橋3-1-1)にて、同日より開催の日本最大級の人事・経営者フォーラム「HRサミット2014」内のプログラムとして開催される。