日経BPはこのほど、書籍『「社長、辞めます! 」 ジャパネットたかた 激闘365日の舞台裏』を発売した。著者はライター&エディターの荻島央江氏。価格は1,620円。
通信販売大手として知られる「ジャパネットたかた」。同社は1986年、長崎県佐世保市にて創業後、ラジオ通販やテレビ通販への進出をきっかけに、日本を代表する通販企業へと成長した。しかし、2011年と2012年は地デジ完全移行の影響などを受け、全体の5割強を占めていた主力商品のテレビの売り上げが最盛期の5%まで落ち込み、2期連続の減収減益に陥ることとなる。
この苦境の中で高田明社長は2012年12月、「過去最高益を更新できなければ、社長を辞めます」と宣言。2013年に「とんでもない秘策」を打ち出したのだった。高田社長と社員は目標を達成するためにどう動いたのか。同書では激闘の365日を振り返っている。
著者の荻島央江氏は埼玉県生まれのライター&エディター。2002年からフリーランスとなり、現在はビジネス誌を中心に活動している。『日経トップリーダー』や『日経BPnet』などに執筆。著書に『ジャパネットからなぜ買いたくなるのか?』(日経BP)がある。