ファーストリテイリングは2日、2014年4月度の国内ユニクロ売上高(速報)を発表した。それによると、4月の既存店(前期期首から期末まで通年で稼働した店舗)売上高は前年同月比3.3%増となり、6カ月連続で前年を上回った。
4月は、気温上昇により、春物商品の売れ行きが好調だったことから、前年比プラスとなった。
直営店(既存店と前期末時点での稼働が1年未満の店舗、当期新規出店分の合計)の売上高は前年同月比6.7%増、直営店とダイレクト販売(通信販売と法人向け販売の合計)の合計売上高は同7.0%増となり、ともに6カ月連続で前年を上回った。
客数は、既存店が前年同月比0.8%減と3カ月連続の減少、直営店が同2.5%増と3カ月ぶりの増加、直営店とダイレクト販売の合計が同2.7%増と同じく3カ月ぶりの増加となった。
客単価は、既存店が同4.1%増、直営店は同4.1%増、直営店とダイレクト販売の合計は同4.2%増と、いずれも7カ月連続で前年を上回った。