東京海上日動あんしん生命保険はこのたび、5月20日より「長生き支援終身」(正式名称:低解約返戻金型終身介護保険)の改定を実施すると発表した。

「長生き支援終身」は、顧客に安心して長生きしてもらうことをコンセプトに、2010年11月に発売した。死亡・高度障害・介護の際の保障に加え、所定の年齢まで保険金を受け取らずに存命の場合、健康祝金を支払う新型終身保険として、発売以来多くの顧客から好評を得ているという。

このたびの改定では、同商品の特長である健康祝金および介護保障のバリエーションを拡充し、より幅広い顧客の要望に応えていくとしている。

健康祝金のバリエーションの追加

  • 現在の「長生き支援終身」は、健康で長生きした場合のお祝いとして、保険金を受け取らずに80歳・85歳・90歳を迎えた場合に健康祝金を支払うタイプの商品。このたびの改定では、健康祝金の受取時期を70歳・75歳・80歳に前倒しする商品と、保障に重点を置いた健康祝金のない商品を追加し、豊かな老後生活の支援や、より幅広い顧客の要望に応えるとしている。例えば保険金額500万円で契約の場合、70歳時、75歳時は各25万円、80歳時は100万円を支払う

介護保険金の年金受取方式の導入

  • 「長生き支援終身」の介護保険金は、一時金を受け取ることで十分なリハビリを行い、要介護状態からの改善を図り、顧客に健康で長生きしてもらうことをコンセプトとしている。このたびの改定では、介護保険金を一時金で受取り、早期に費消してしまうことに不安を感じる顧客もいることから、介護保険金については従来の一時金に加え、年金での受取も可能とし、このような顧客の要望に応えるとしている