ファーストリテイリングは10日、2014年8月期第2四半期決算を発表した。それによると、2014年8月期第2四半期の売上高は前年同期比24.3%増の7,643億4,900万円、営業利益は同6.8%増の1,032億400万円となり、ともに中間期では過去最高を記録した。
一方、経常利益は前年同期比0.2%減の1,075億8,400万円、純利益は同1.4%減の645億5,700万円となった。
国内ユニクロ事業の売上高は前年同期比4.7%増の4,055億円、営業利益は同1.8%増の702億円と、増収増益。スクラップ&ビルドによる店舗の大型化で1店舗当たりの売上高が増加したという。
海外ユニクロ事業の売上高は前年同期比77.6%増の2,320億円、営業利益は同75.1%増の280億円と、計画を上回る大幅な増収増益を達成。グレーターチャイナ(中国・香港・台湾)、韓国、米国、欧州の業績が計画を上回ったほか、東南アジア地区についても、計画通り順調な業績を収めた。2月末の海外ユニクロ事業全体の店舗数は、同175店舗増の534店舗まで拡大した。
2014年8月期連結決算については、売上高が前期比3.6%増の1兆3,700億円、営業利益が同6.7%減の1,455億円、経常利益が同3.5%減の1,495億円、純利益が同4.3%減の880億円と予想している。