楽天は9日、2014年秋に開始予定の「楽天スーパーポイント」の共通ポイント事業において、出光興産など11社と提携し、実際の店舗でもポイントの付与・利用をできるようにすると発表した。

提携会社は、出光興産、J.フロント リテイリング、サークルKサンクス、ポプラ、プラザクリエイト、ダスキン、プロントコーポレーション、ジンコーポレーション、日本通運、引越社、釧路ポイントカード事業協同組合。対象店舗は、出光サービスステーション、大丸、松坂屋、サンクスなど全国約1万3,400店舗。

「楽天スーパーポイント」共通ポイントサービス参画企業一覧

楽天と加盟店が新たに発行する共通ポイントカード「Rポイントカード」に収められたバーコードや磁気情報により、ポイントプログラム加盟企業の店頭のPOSや端末を介して、楽天会員が「楽天スーパーポイント」を貯められたり、ポイントによる支払いをしたりすることが可能になる。

共通ポイント事業の特長には、「ポイント流通量が多いため利用価値が高いこと」「全会員のメールアドレスが登録されていること」「会員がセグメント化できていること」などがある。加盟企業は自社および他社の共通ポイントとの併用も可能で、約9,000万人の楽天会員を対象とした送客・マーケティング施策が展開できるようになるという。