ウエディングパークが運営する「ガールズスタイルLABO」は、20代~30代の女性 300名(未婚150名/既婚150名)を対象に、「働く女性の結婚観」に関する実態調査を実施し結果を発表した。調査期間は3月28日~31日。
約4割が「結婚・出産に関わらず、今と変わらずに働きたい(働いている)」と回答
20代~30代の働く女性に「結婚、出産後の働き方を教えて下さい」と質問したところ、約4割の女性が「結婚・出産に関わらず、今と変わらずに働きたい(働いている)」(38.0%)と回答した。理由としては「今の生活レベルをおとしたくない(38歳)」「収入を考えると働き続ける方がいい(27歳)」など、金銭的に安定した結婚生活を望む人が多かったほか、社会に出ることで刺激をもらい、張り合いを持ちたいという意見も目立った。
また、全体の3割以上の女性が、出産後に「仕事の量や時間を減らしたい(している)」(24.3%)、もしくは「辞めたい(辞めたいと思っている)」(13.0%)と考えていることがわかった。結婚後に同じように考える女性は全体の2割程度にとどまっており、結婚よりも出産が大きなターニングポイントとなる傾向が見てとれた。
働く女性の8割以上が年収「400万円未満」
続いて、現在の年収について質問したところ、「50万円未満~400万円未満」との回答が82.0%を占め、20代~30代の働く女性の8割が年収400万円未満であることがわかった。また、現在の年収と結婚後に希望する年収を比較したところ、年収200万円未満では「現在の年収(18.6%)」から「結婚後の理想年収(35.2%)」と、16.6%の増加。一方年収500万円以上では「現在の年収(5.3%)」から「結婚後の理想年収(10.8%)」と5.5%増加しており、結婚後は「仕事をセーブして家庭を支える派」と「稼いで支える派」という女性が増えることがわかった。
7割以上が「憧れの働く女性はいない」と回答
周囲に憧れの働く女性がいるか質問したところ、「いない」(74.3%)、「いる」(25.7%)という結果となった。また「理想の働く女性像」を聞いたところ、「外見に気を使っている」「結婚出産を経験している」「管理職」などが挙げられ、「外見よし」「家庭よし」「ポジションよし」が理想の働く女性像の共通ポイントであることがわかった。