リノベーションサービス「journal standard Furniture×リノベる。」がスタート

ジャーナル スタンダードが展開する家具ライン「ジャーナル スタンダード ファニチャー」を運営するACMEと、中古マンション購入・リノベーションの設計施工・ローン組みをパッケージ化したシステム「リノベる。」を運営するリノベるは2月に業務提携し、6月より、リノベーションサービス「journal standard Furniture×リノベる。」の共同運営を開始する。

既存のものを有効活用し、必要以上の費用は掛けない

同サービスでは、ジャーナル スタンダード ファニチャーの商品、店舗イメージを再現した住空間を提供する。住宅業界と家具業界は近しいマーケットでありながら、同時に検討する住まいづくりは一般的ではなく、トータルデザインがしにくい構造になっているという。同事業提携は従来型の住まいづくりとは異なる取り組みを行うことによって、日本の住環境の向上を目指すとのこと。

ジャーナル スタンダード ファニチャーの、ファッションのようなスタイルを提案するコンセプトと、「リノベる。」の「資産価値の落ちにくい、自分らしい住まいづくり」を融合させた住まいづくりを行う。既にあるものを有効活用し、必要以上の費用はかけないサービスを提供していくという。

ジャーナル スタンダード ファニチャーの商品、店舗イメージを再現した住空間を提供

サービス内容としては、利用者が購入した中古住宅の間取り、内装、設備の大まかな選定とデザインをジャーナルスタンダードファニチャーが行い、詳細な図面作成や施工管理などの品質を確保する技術面を「リノベる。」が行う。価格は設計料と施工費を合わせ、80平方メートルで1,000万円(税別)程度になる予定で、設計期間は1.5カ月、施工期間は2カ月程度を予定している。

同サービスの第1号ショールームは、6月に東京都港区に完成予定。築36年の中古マンションをベースとしたショールームで、同サービスのデザインコンセプトが体験できるという。なお、見学は完全予約制となる。