熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップを中心に、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分の芸能ニュースを総ナメできる!

※【爽快情報バラエティー スッキリ!!】→【スッキリ】、【情報プレゼンター とくダネ!】→【とくダネ】、【情報満載ライブショー モーニングバード!】→【バード】、【ノンストップ!】→【ノン】、【情報ライブミヤネ屋】→【ミヤネ】と略表記します

●「スポーツ紙1面、美しすぎるカー娘がこの春結婚か」【スッキリ】

五輪の出場歴がないのに、週刊誌のグラビアを飾る美女アスリートがいる。中部電力所属の「美しすぎるカー娘」こと市川美余だ。前日に行われたカーリング日本選手権では、ソチ五輪代表の「カーママ」こと北海道銀行を下して4連覇を達成した。

しかし、ここにきて市川に“寿引退”の話が急浮上。海外勤務中の同僚と遠距離恋愛中で、「5月に結婚退社」の話があるという。現在24歳の市川は、優勝インタビューで急に結婚の報道を振られて、「ウフフ、まだ何も決まっていないので私の口からは、今は……あの……」と困りながらも笑顔。このすれてない感じが人気の秘密なのか。

市川の映像を見たテリー伊藤は、「かわいい」を連発。確かに見た目メインで日刊スポーツの一面を飾る女性アスリートは、他に見当たらない。

●「安西マリアが危篤。波乱万丈すぎる人生」【ノンストップ】

『涙の太陽』で一世風靡した安西が先月20日、自宅で心臓に痛みを感じ、自ら119番して搬送されたという。診断は急性心筋梗塞で一時心肺停止になったものの、電気ショックなどの治療で蘇生。現在は自力で呼吸できているものの、意識不明の状態が続いている。

42年来の友人が、「(安西は)半年前から毎週木曜にライブをしていた。先月の20日に無断で来なかったから『絶対何かあったな』と思っていたが」と心配そうに話す。

現在60歳の安西は、デビューからわずか5年で失踪騒動を起こし、芸能界を引退。ハワイへ移住して29歳で結婚・出産したが、わずか3年で離婚。千葉県で小さなクラブを経営するも、うつ病を発症。自殺未遂を起こすなど10年以上闘病が続いたあと、克服後の1999年に芸能界復帰を果たすなど、その人生はまさに波乱万丈だ。

●「山崎夕貴アナがまさかのカトパン&ミトちゃん超え」【ノンストップ】

番組のオープニング。設楽統がニヤニヤしながら、「週刊FLASHが『視聴率を持っている女子アナ』ランキングを発表しましたが、1位は山崎アナでした。おめでとう!」と発表するとスタジオは大歓声に包まれる。民放各局女子アナ147人の視聴率合計で、「好きなアナウンサー」ランキング2トップの加藤綾子アナと水卜麻美アナを破ったのだ。

ただ、その直後……見出しが「1位はあのブスかわアナだった」「地方出身であか抜けていないため中高年に人気」「パンツは7枚しか持っていない」などとヒドイ書かれようだったことが発覚。苦笑いの山崎アナに設楽統が「最近は(パンツが)10枚になったみたいです」と微妙なフォローを入れる。山崎アナはこれを否定せず、「これからも頑張ります!」と笑顔。どうやら事実らしい。

ちなみにランキング2位は加藤綾子アナ、3位は生野陽子アナと、フジテレビが表彰台独占だった。

●「華原朋美と明治天皇の玄孫・竹田恒泰氏が完全破局」【ミヤネ】

昨年、竹田氏の猛アタックの末、デートを繰り返す仲になった2人。華原が「一番恋人に近い仲」と宣言するまでになっていたが、ここにきて破局報道が流れた。

そのきっかけになったのはソチ五輪。竹田氏がツイッターで、「メダルは噛むな。品がない上にメダルを侮辱することになる」「国歌『君が代』は聴くのではなく歌え。国歌も歌えないのは国際人として恥ずかしい」と選手に対する厳しいコメントを連発したことに、華原はショック。かつて乗馬で国体入賞歴を持つなどアスリートの気持ちがわかる華原は、竹田氏に助言をしたが、受け入れてもらえなかった。これが引き金となり、華原はバレンタインデーに手作りチョコを渡した上で別れを切り出したという。華原は「『2年後の結婚を目指して、一緒に頑張りましょう』と言われて頑張ろうとしたんですが、やっぱり感覚が違った。いろんな意味で無理かなと思ってお伝えしました」とコメント。

一方、番組が竹田氏を直撃すると「すみません。本当に取材を受けないということで……」と悲しげな表情でその場を後にした。

そもそも2人は、お互い多忙で今年一度も会っていなかったらしい。復活後の華原はイベント出演や新譜リリースなど絶好調だけに、必然の別れなのだろうか。最後は宮根誠司が「同じ男性としてひと言。竹田さん、ええ思い出になったやん。芸能人と付き合えて。うらやましいわ」と下世話なオチをつけた。

●「織田裕二がバイク事故。悪いのはタクシー」【とくダネ】

7日午後6時40分ごろ、日本橋茅場町の道路をバイク走行していた織田が事故に巻き込まれたという。織田は3車線路の左側を走行していたが、中央にいたタクシーが客を乗せようと車線変更した際に接触。織田の右肩と右足がタクシーと接触したが、スピードが出ていなかったため転倒はせず、軽い捻挫だけで済んだのは不幸中の幸いか。

ただ、どの報道も「織田がバイク事故!」という見出しだったが、おそらく過失はタクシーのみで織田に非はない。つくづく芸能人という職業は大変だ。

●「華原朋美が意外な発言。『私の方が一生懸命。腹くくっていた』」【とくダネ】

カバーアルバムのPRでライブ出演した華原。歌の披露はもちろん、「『とくダネ』は復帰の前から応援していただいて……小倉さんになら何でも言える」と恋愛話もする気満々だ。

すかさず小倉が「竹田さんとのこともでっかく取り上げました。『僕に相談する』と言ってたのに、意見聞く前に(別れを)決めちゃったの?」と意地悪な振りを入れる。すると華原は「いろいろ半年間あって、前向きに考えて、家族にも紹介しましたが、話が合わないところがあって……レベルの高い方なので、庶民の私とは違いました」とセキララに話しはじめた。 話がバレンタインチョコに及ぶと、「本当にあげました。生まれて初めて作ったんですよ。早起きして彼のために……」「でも、おいしかったかどうかの返事もいただいてない」とますますぶっちゃける。さらに、「すごく好きだったので手作りで渡した。これからもやっていくつもりだった」と言いながらも自分から断りを入れたのが、いかにも恋愛体質の彼女らしい。

それを聞いていた小倉が「正直、僕は『難しいだろうな』と思っていた」と苦笑い。さらに「竹田さん一生懸命だったからね」と話しかけると華原は、「私の方が一生懸命でした。自分で言うのもなんですけど。腹くくっていました」と反論。竹田氏が追いかけていたという説を覆した。ちなみに、今後の相手は「50代でも60代でも、私は失敗だらけなんで経験豊富な人はいいと思う。ただ、年下は苦手」らしい。

●「田中理恵さんと巨人・坂本勇人が熱愛。共通点が続出!」【とくダネ】

「美女アスリートと球界のプリンス」という大型カップルの熱愛報道に朝から大さわぎ。ビジュアル的にも華のある2人だけに、顔写真を並べて見せる番組も多かった。

2人は共通の知人を通じた食事会で知り合い、関西出身同士であり、田中さんが巨人ファンということもあって意気投合したという。坂本は、「プライベートな質問は受けつけておりません」と肯定も否定もせず。一方の田中さんは、すでに現役引退して2020年東京五輪の顔として活動を続けているだけに、どんなスタンスで交際していくのだろうか。

報道を聞いた前田忠明は、「全然知らなかったですよ。坂本選手はモテるし、いろんな女の子が周りにいるから分からなかった」と苦しい負け惜しみ。確かに坂本はタレントやモデルとの目撃情報は多かったが、今回は同じアスリートであり、「2人とも重い腰痛に悩まされた」という共通点もあるだけに本命っぽい。

●「ジャガー横田の夫に愛人疑惑。笑顔に隠された裏の顔」【とくダネ】

芸能界きってのおしどり夫婦として知られるジャガーと木下博勝氏。夫婦共演も多く、50代に入っても不妊治療を続けるほど円満だったが、木下氏に1まわり年下の愛人がいることが発覚した。相手女性は那覇に住む優木まおみ似のシングルマザーで、飲食店勤務。沖縄で生放送のラジオ番組を持つ木下氏が、週一回のペースで会っていたらしい。ショッキングなのは、木下氏が女性に月20万円を渡していたことと、「男の子を産んでほしい」と言っていたこと。さらに、女性に執着し、強い言葉を浴びせるなど、生々しいLINEでのやり取りも明かされた。

これだけ状況証拠がそろっていると弁明は難しい。昨年11月に第2子の不妊治療に失敗したジャガーは、「主人を信じていますし、責任のある立場にいる人なので裏切ることはしない」とコメントしたが、やり切れないだろう。これまで木下氏は、何度となく「バラエティ番組で見せる笑顔がウソくさい」と言われ続けただけにコメントが待たれる。

●「安田美沙子が4億円デザイナーと玉の輿婚」【スッキリ】

日付が変わったばかりの3月14日深夜1時45分に婚姻届を提出した安田。相手は2年前から交際していたデザイナーの下鳥直之氏で、メンズブランド『VICTIM』を立ち上げるなど年商4億円とも言われるやり手。知人の紹介で知り合い、マラソンや服飾などの趣味で距離が縮まったという。

安田は自身のブログで、「京都から上京して10年。守るべき存在を持てること、帰る場所が出来たこと、心から幸せに思います」と幸せを語った。小倉優子や熊田曜子ら盟友グラドルたちが続々出産しているだけに、安田も続くか。そして残る磯山さやかは、いまだグラビアまっしぐらで、今週も『FLASH』の表紙を飾っていた。


この1週間、ワイドショーの主な話題は、「佐村河内守氏のゴーストライター騒動」「小保方晴子さんのSTAP細胞論文に疑惑」に二分。世の中がニセモノに敏感な中、「次はオレかも」「私のは大丈夫かな……」と恐れている芸能人が多いという。ビジュアルやキャラクターを売りにする芸能界は、“ゴーストなんて当たり前”の世界だ。

木村隆志

コラムニスト、芸能・テレビ評論家、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。